「大好き」の浸透力
今朝、私が実名でやっている某SNSにメッセージが届いていた。
短い文章だったが、最後にひと言、
「◯◯(私の実名)さん、大好きだよ」
と書いてあった。
彼女は看護学校の同級生。
卒業以来会ったこともないし、連絡先も知らないが、たまたまそのSNSで私を見つけ、連絡をくれたのが約1年前。
そのSNSでは、私はうつ病のことをオープンにしているため、そこで繋がっている友人や知り合いは、私の病気のことを知っている。
当然、彼女もだ。
以前、彼女も双極性障害を患っていることを話してくれた。
嬉しかった。打ち明けてくれたことが。
嬉しかった。病気を受け止め理解してくれる人がいることが。
昨日、そのSNSに最近のつらい気持ちを書いた。
それを読んで、彼女はメッセージをくれたのだ。
やりとりをする回数は、決して多くはない。
もともとそのSNSは、私も彼女も滅多に投稿しないので、数ヶ月に1度、こうやってメッセージでやりとりするくらいだ。
それでも、短い文章からは温かい気持ちが伝わってきた。
以前、そのSNSで初めて希死念慮のことを打ち明けた時のこと。
近所に住む10年来の友人が、ある日突然、わざわざ私の自宅に手土産を持ってきた。
その時に「大好きな、大切な友人なんだから、いなくならないでね」と泣きながらハグをされたのを覚えている。
他にも、何も言ってはこないけど、態度を変えずに付き合ってくれる友人、ランチに誘ってくれる友人もいる。
もちろん、友人・知り合い全員が理解があるわけではないけど、きっと私は幸せ者なんだろう。
まだ調子は上向きにはならないが、午前中仕事に行けた。いつも通り働くことができた。
今朝のメッセージの「◯◯さん、大好きだよ」という言葉が、朝起きて相変わらず鬱々としていた心に、倦怠感と頭痛で仕事を休みたいと思っていた体調に、スッと浸透してきた。力になった。
言葉ってすごいな、、、改めて思った。
私の言葉は、誰かに浸透するのだろうか…
誰かの心に浸透してくれたら嬉しいな…そう思った。