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目標

何だか酷く疲れていることを自覚してから何十年も生きづらい。
希望も目標も見つけられず、漠然と毎日が過ぎていくことに意味を見いだせず、特に何か辛いことがなくても何故か絶望し、そろそろもういいかな。と今まで生きてきて時々思った。

人生ってなんだろう。生きる意味ってなんだろう。私を必要としている人はいなそうだ。大事にされていない。私は価値のない人間だ。
ふと考えると止まらなくなり、その度にどこまでも深く考えた。

振り返れば。
小学校の頃、円形脱毛のように髪の毛を抜いてしまっていた。
やっと最近になって少し太っても良いかもと思えるようになったけど、太ることに恐怖心があった。(それでも現在168センチ51キロから増えることに抵抗がかなりある。)
唇の皮を剥き続けよく出血させていたし、手足の指の皮は今でも血が出るまでむしってしまう。
そして変わらず、自分は恥ずかしい存在だと思う。誇れることは無いし自信も無い。最低限、頑張って人並みにしていなければ何かがどうにかなってしまうと不安になる。
もっとちゃんとしなければ、と自分に失望する。
こんな風に物心ついたときから自分を傷つける行為が辞められない。

とりあえず。
生きる目標とか考える以前に、「自発的に死なない」という目標をちょっと前に定めてみた。
娘が母親にそんなことされたらとんでもない迷惑がかかる。
今のところ守れている。

こんな変な目標を立てている私は、今日も普通に仕事をして家事をして一般的な人の様に過ごした。



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