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年明けの読書感想文 2冊目

あなたは、ずっと「無」だったんです。宇宙が生まれて137億年間も、喜ぶこともできない。怒ることもできない。哀しむこともできない。楽しむこともできない。そんなに気が遠くなる間、あなたは、ずっと、ずっと「無」だったんです。
しかし、あなたの両親が奇跡を起こして、あなたは「オギャー」とこの世に遊びに来れた。そのおかげで、喜ぶことができる。怒ることができる。哀しむことだってできる。楽しむこともできる。

2冊目の感想文は
『あした死ぬかもよ? 著者ひすいこたろう』です。
1番刺さった言葉が上記の文章です。

日頃から宇宙の事考えるのが好きなんで、おぉ!と思いました。

セミのことを哀れんでる立場じゃないな。


てか、この世がなぜあるのか本気で考えてるのは私ぐらいなのかな?

みんなそんな暇じゃないか。。

みんな確実に死ぬのに、なぜか別世界の話だとどこかで思ってる。


身内の死を経験して、目の前で骨になったのを見ても尚、いつか必ず死ぬ事が胸に落とし込めない私。

人間の寿命なんてたかが知れてるのに、なぜこんなに生きてるだけで苦しむのかなぁ。

悩んでも笑っても、必ず終わりが来るのに。


*人生最後の日、あなたはなにを後悔するか?という本からの問いに、
私が真っ先に浮かんだのが
「もっと自分を褒めてあげればよかった。」だったのが意外でした。

自分の事が嫌いだと思っていたのに、走馬灯のように浮かぶのはその時その時を必死に生きる自分の姿でした。

*トラウマを克服している人の特徴があって、
それは“その場面を思い出す時、客観的な視点でイメージが浮かぶか”だそうです。

おぉ、なるほど。

私の場合トラウマではないんですけど、
辛かった時期とか、死にたいと泣いてる自分がちょっとだけ客観視に浮かんだんです。

まだ主観的に浮かぶ情景もあるので、完璧ではないのだろうけど、ほんのちょっとは前に進めてるのが実感できました。

*「なんでも思い切ってやってみろよ。どっちに転んだって、人間、野辺の石ころと一緒。最後は骨となって一生終えるのだから。だから思い切ってやってみろよ」

坂本龍馬の生前の言葉だそうです。

龍馬は子どもの頃に両親を亡くしたので、人は必ず死ぬという事が胸に落とし込めていた。

どんなに苦境でも、深刻にはならなかった。
必ず、終わる事がわかっていたから。

ここまでの境地にいけたら最強ですね。

ニュースを見ていると、今日事件や事故で亡くなった方たちも、今朝までは私と同じように
コロナに感染したら嫌だなぁとか、将来の不安とかに悩んでいたんだろうなぁと思うと、
なんとも言えない気持ちになります。

去年電子書籍を使い始めてから読書量が増えた事はとてもいいことなんですけど、一度読んで終わりという事が多すぎて!

我ながらもったいないなー、と。

noteに書いてるのは自分のためでもあるんですけど、めんどくさがりなので、感銘を受けても全てをここに書けてないんですよね。
スマホ、指が疲れる!!


読み返してここはいいなぁと思う部分をちゃんとノートに書いた方が身になると思いました。


深刻になったら負けぜよ!by 龍馬



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