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汚いものときれいなもの

少し前に、汚いものが排除された街について書きました。
https://note.com/doramane_kenichi/n/nd717fd176e06

そして、そのような「排除の習慣」が自分自身の内にあることへの驚きについてお話ししました。

今回は、この「排除の習慣」が会社に与える影響についてお話しします。

汚いものを排除する、邪魔なものを排除するというのは、
異物を排除するということと同じです。

つまり、同質のものしか受け入れない。
違う考えや価値観を持ったものを「異物」として排除する。


このような考えを無意識に持ってしまうことと同じだと思うんです。

だからこそ、自分自身の中にも、このような「排除の習慣」があったことに驚くと同時に、反省したんです。

「あー、電線や電柱、邪魔だなぁ」

と思ってしまった自分に、結構反省してしまったのでした。。。


この「排除の習慣」は、本当に恐ろしいものです。

だって、もしもあなたが上司だった場合、部下の考え方や価値観が違っていたとすると、「異物」として排除しようとするんですよ。いじめたりして…。

もしもあなたが経営者だとしたら、もっと怖い。

左遷したり、嫌な仕事を押し付けたりするんです。

いやぁ、ほんと怖いですね。


街が整備されて、汚い場所がなくなっていくことと、
組織内での無意識的コミュニケーションは、きっと
何処か深い所でで繋がっているんだと思います。

どうすれば良いのかなんて、解決策は分からないけれど、
誰だってそんな「排除の習慣」を持っているかもしれない
ということを意識しているだけでも、少しはましかもしれないと、
自分に言い聞かせる僕でした。。。

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