「ウツになって変わったこと」 ピンチはチャンスと気付けた
私はちょっと前まで、失敗が何よりイヤでした。
「失敗は成功の母」だとか、「ピンチはチャンス」とかいうけれど、
私にとって、失敗は絶対してはいけないことであり、ピンチはピンチでしかありませんでした。
HSPで繊細な私にとって、計画通りに進まない「失敗」というのは、これから何が起こるか分からない、何より恐ろしいことでした。
ひとたび失敗すると、
怒られると「怖い」し、
否定されると「自己肯定感がものすごく下がる」し、
それで評価が下がると「居場所が無くなると感じる」し、
最終的に相手から嫌われたりしたら「絶望を感じる」という、
まさに自分にとってイヤなことずくし。
失敗したら、とりあえず私は終わる・・・と思っていました。
だから思い通りに物事が進まないと、イライラして、焦ってしまい、それも新たな失敗を生む原因になっていましたが、
全ての物事は絶対成功させないといけない!
ずっとそう思って生きてきました。
その考えが、旦那に出会って、ウツになって変わってきました。
旦那は朴訥(ぼくとつ)な人です。真面目で無口で優しくて、でも自分の感情には素直な人です。
寝たいときに寝て、
食べたいときに食べたいものを食べ、
普段は節約しているけど、
自分の欲しいモノにお金や時間を費やす人。
失敗しても落ちこまず、「そんなこともあるよね」と笑える人です。
結婚してから、私は仕事も家事も上手く両立出来なくて、上手くいかず落ち込んでよく泣いていたのですが、
失敗した料理を作ってしまっても、「新しい味だ」と笑ってくれたり、
仕事での失敗話をすると、「そんなちゃんと考えてるなんてスゴイ」と褒めてくれたり、
思うように家事が出来なくても、「小人がきてやってくれる」とアホを言ってくれたり(もちろん実際来ませんが・・・)
いつでも、失敗しても計画通りいかなくても、まったく問題ない。次を考えればよい。というスタンスでした。
※一応補足ですが、結婚当初は家事に関しては全部私が自分1人でやるつもりでした。やりたかったし、それが当然だと思っていました。旦那は家事は必要最低限で良いタイプ。なので、気づいた時にはやってくれます。気付かないことも多いですが笑
むしろ失敗して、笑い合えたり、新しい発見が出来たり、次に繋がったり…
焦って生きてたので気付かなかったですが、ウツになって物事に焦らなくなって、
ようやく、
失敗って悪くない、むしろ良いことなのでは?
と感じ始めました。
今初めて、「失敗は成功の母」「ピンチはチャンス」の意味がわかりました。
失敗したり、ピンチになると、
辛い、苦しい、逃げ出したくなるけれど・・・
大きい失敗、大きなピンチほど、
得るものはとても大きいのかもしれません。
ウツもADHDもHSPもピンチであり、ちょっとした失敗…でもあるかもしれません。
でも、実は色んな可能性が広がっているのだと思います。
「失敗も病気も何かを気づかせてくれるきっかけ」だと、前向きにとらえられるようになりました。
ありがとう旦那、
ありがとうウツ。
私はこの頃、失敗を笑えるようになりました。
失敗を嫌悪していた自分にとっては、すっごい変化です。
どんな失敗も糧にして楽しめることが、素敵な人生にもつながるのかな思います!
頑張るぞー💪
ここまで読んでくださりありがとうございます^_^
HSS型HSP、ADHDの方、そしてすべての人が自分らしく楽しく生きていけますように。
コメントも頂けたら嬉しいです!
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