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好きな事を思いつくままに

 前回は好きでもない人の事を書いてしまったのですが、今回は好きな事を書きたいなと思って空き時間を使ってさらっと書こうと思います。

 今後書きたいと思っている事はいくつかあるのですが、取り組みたい事は人生上の問題を記事にしたいと思っています。
 例えば幸せとは何か、人生いかに生きるべきか、うつ病にならないようにするにはどうすればいいか、腰痛の原因と対策についてなどです。
 すぐに取り組みたいものもあれば、もう少し掘り下げて書きたいものもあり、記事にできそうなものから取り組んでいく事になりそうです。

 それではさっそく好きな事について書くことにします。やはり今、私が一番素直に書きたいたい事と言えば、ボクシングで4団体統一王者の井上選手についてです。
 私は彼の大ファンで、現代の宮本武蔵であると思える程です。
 何が好きかというと、まず強さが解りやすいという事と、すごく純粋であると言う事です。
  
 まず強さについてですが、誰がみても解るようにKOで勝つという所です。それも圧倒的なKOで、ぐうの音も出ない程の完全勝利で、観ていてスカッとするんです。
 しかし井上選手の一番凄いところは精神面だと思います。強さだけで言えば、もっと近い階級でもっと強い選手がいるかもしれません。
 しかし試合になると圧倒的に倒してしまうのは、精神面で圧倒的に優れているからだと私は思います。
 ボクシングの試合というのは、一回限りのもので、プライベートで最強でもその日にベストを持って来れなければベストの相手に負けてしまう事があります。
 これはもう己との戦いなのですが、この時点で一切の妥協が無いのが井上選手の凄さで、これこそが最強の秘訣だと思います。
 そもそもボクサーとしての完成度からトップクラスなのに精神面まで隙がないとなれば、もうつけいる隙がないというものです。
 ではその精神面の強さはどこから来るのかというと、練習以外にはありえません。
 今できることは100%やり切ったと心底思えるからこそ、精神面に隙が無くなるのではないでしょうか?
 なにしろ試合が終わった後に、今何がしたいと訊かれて、練習がしたいと応えるんですから。
 そもそも人間は精神であると度々言っていますが、井上選手の一番好きな所が精神なんです。
 井上選手の精神が好きなんです。現代の宮本武蔵だと讃えるほど、もう心底好きなんです。
 偽物ばかりが目につく世の中で、若い頃からブレずに本物の強さを求め続け、尚且つ体現している井上選手、もう天晴れとしか言いようがありません。

 これは純粋であるという所とも繋がるのですが、ボクシングと関係ない事をやらないという所も好きなんです。
 解りやすいのが煽ったりビックマウスなどのパフォーマンスだったりしないところです。
 純粋に強さだけで人を惹きつける事ができる選手って滅多にいないでしょう。
 井上選手の何が観たいかというと、その強さなんです。勝ち負けとかの結果ではなく、単純にあの強さに圧倒されたいんですよね。
 ところが世の中には強さより他の事で評価されてしまう偽物の多い事にはもううんざりしています。
 その点、井上選手を観てるとスカッとするんですよね。気持ちがいいんです。

 それにやはり本物は言う事が違います。彼が言うには、今更ベルトなどではなく、強いやつと戦いたいと。
 これ以上ないくらい純粋で、余計なものが混じっていない、純度100%ではないですか。もう気持ちがいいくらいですね。
 勿論実績も素晴らしいものがあります。4団体統一なんてまずチャンスすらありませんから。
 でも過去の実績も十分過ぎるほど価値があると認めながらも、私はまだまだ通過点だと思っています。
 私が思うに、井上選手が最も欲しいのは全力で戦える相手なのではないでしょうか?
 というのも、未だに試合では実力の半分も出せていないのではないかとみています。何故なら相手が倒れてしまうから。
 だからこそ本当に求めるものはベルトとかではなく、全力を出せる強い相手なのではないでしょうか?

 私は恐らくスーパーバンタム級までなら何の問題もなく統一してしまって、残ったのは焼け野原状態にできるのではと思っています。
 無敗でなくてもいいというのであれば更に上のフェザー級まで統一できると思います。
 3回級4団体統一ですよ?
 まだまだキャリアの絶頂ではない井上選手が、今後どこまで行ってしまうのか、我々の想像もつかない更に先まで行ってしまうのかもしれませんが、井上選手には是非とも私の想像を遥かに超えた所まで行って欲しいと思います。
 果たしてその先に井上選手の求めるものがあるのでしょうか?
 1ファンの私としては最後までワクワクしながら見届けたいと思います。

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