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大学入試テストに「情報」新設へ

「大学入学共通テスト」についてですが、現在の中学2年生が受験する2025年から、出題教科に、プログラミングや情報通信ネットワークの活用などを学ぶ「情報」を新設する検討案がまとまったことがわかりました。

国語・数学・外国語・地歴・公民・理科の既にある6教科に加えて
新たに「情報」が加わるということになります。

「技術革新により大きく社会が変革する中で、情報リテラシーは従来の『読み、書き、そろばん』のような、1つの重要な基礎学力だと位置づけられるようになったことの表れだと思う」としています。

「情報」の試験は、タブレットやパソコンの活用が適当とされながらも

・端末など全国的に均質な受験環境の確保が難しい
・機械的なトラブルを完全に排除できない

といった理由から、現段階ではマークシート式で出題する方向で検討しているとのことです。


【最後に】
受験に必要な科目数が増えると、それだけ1つの教科にかけられる時間が減ってくるので、受験生からすると負担は増えるのではないでしょうか。

「情報」以外にも、社会科では、地理歴史と公民を組み合わせた、「地理総合、歴史総合、公共」といった科目が選択できるなど、動きがあります。他の教科も細かな変更が多くあるので、チェックしておく必要があります。


2025年以降の入試をめぐる案については最終的に文科省が21年夏に方針を出すようになっているとのことです。

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