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欲しい仕事リスト

Amazonにウィッシュリストってあるじゃないですか。いわゆる「欲しいものリスト」ってやつ。最初見た時はなんだか下品だなって思ったんですけど、ちょ、待てよと。贈り物のミスマッチを減らせて、ゆるい繋がりの社会にとっては便利だなと思ったんですよね。毎年食べられない冷凍海老を贈ってくれてた会社とかお互い不幸だったし。

で、仕事も同じでは?と思い、欲しい仕事リストをつくってみました。

(2023.3.14 更新しました)

1.CDのサブスク(事業会社向け)

クリエイティブ・ディレクターって何やってるかよくわかんないですよね。昔は、広告においてはCM・グラフィックの総監督って感じだったんですが、今やデジタル全般、メディアプラン、PRプラン、マーケティング、事業開発などなど、およそコピーとデザインとコミュニケーションが必要なすべての領域に広がっています。フリーの身軽さを活かして、最近はベンチャー企業とサブスク(月額契約)で、クリエイティブ・ディレクションをしています。ポイントは、映像制作やウェブ制作のスタッフをこちらが手配するだけでなく「どんなスタッフとも」プランニングからディレクションまでうまいことやります、ってところでしょうか。その組織の社内デザインチームと一緒に動くとか。もちろん相性もありますが、うまくいくことが多いです。広告代理店と組んでCM考えたりプレゼンする仕事も好きですが、クライアントと直でクリエイティブディレクションで長くつきあう形式がお互い幸せになれるっぽいです。経営者の横で、社内外のクリエイティブの相談を定額で受けるやり方は、変に「この動画一本で儲けてやろう」とか思わないので健全。

2.コンペの企画サブスク(広告代理店・制作会社向け)

広告代理店や制作会社の方々から「コンペ手伝って!」と言われることがたまにあります。で、その時によってまちまちなのが「コンペ費」ってやつです。優良なクライアントだったら、コンペをさせる時に広告代理店や制作会社に費用をくれたりもするんですが、そうでない場合がほとんど。つまり、コンペという形式には最初から人件費リスクと上下関係があるんです。で、仲のいい代理店や制作会社からしたら、お金がとれるかどうか分からないのに頼むのは・・・となって、ここぞという時にしか声がかからなかったりもする。そんな時に思ったんです。サブスク形式にすればいいのでは?と。月額いくらで、コンペ案出し放題にして、決まったら、それが仕事にもなるので、お互いその方がよいのでは?と。もちろん興味のないことはやらないので、そもそも面白い案件が多いのか、クオリティについて信頼できるか、などなどの視点で、組み先は慎重に選ぶんですが・・・。

3.ワークショップ

このまえやってみて思ったんです。面白いし、なんか向いてるかも?って。プレゼンとちょっと似てるんですけど、人の主体性や自発性、創造性に火をつけるのって、興奮するんですよね。つい最近編み出した「ダメ出し発想法」はいろんな業種・職種に使えそうなので、ワークショップやってみたい組織、団体、企業、個人の方々、お待ちしてます〜!

4.地方撮影取材

旅をして、カメラで撮影して、記事としてnoteに書く、というのが世界旅行で身について、ライフワークになりました。これはもはや仕事というより趣味の領域なので、無報酬「アゴ・アシ・マクラ」をいただければ、行って、撮影して、記事にする、ということをやっていきたいです。記事にする、といっても別にメディアとつながりがあるわけじゃなく、自分のnoteに書くだけですが。その代わり好きに書いた文章と写真データは譲渡するので、お好きに商用利用してください、という契約です。要はタダで旅をしたいだけかもしれない。

5.出張ノンアルバー

渋谷某所で月2回、第1・第3土曜日にノンアルバーを運営しています。メニューは限られますが、そのキットを持って出張します。なんらかのイベントにおもてなしを足したい、アルコール飲めない人にも満足してもらいたい、という時に、呼んでみてください〜。カメラで撮影のサービスつき。

ノンアルのモヒート=ポヒートが売りです

6.メディア拡張プランナー(TV/ラジオ/出版/新聞/WEBメディア向け)

これは会社にいた頃から意識してたんですが、メディアの持つ制作能力を拡張する、というものです。例えば雑誌と組んで映像をつくる新聞と組んでWEBサイトをつくるコンテンツと組んでイベントをつくる。などなど、そのメディアが本来持っているコンテンツ制作能力をメディアをずらすことで拡張していくのが好きでした。PR的にも鉄板ですし。メディア側のみなさんと挑戦したい領域です。直近では、大学×メディアでサイエンス映像つくるようなことが楽しかった。最近は古巣Abemaの構成作家などもやりはじめました。

「sweet」と組んで映像をつくったり
「J-WAVE」と組んでMVをつくったり
「攻殻機動隊」タチコマに政府要人を護衛してもらったり

7.コンテンツ型広告

運用型広告が主なデジタル世界においては異端かもしれませんが、広告は楽しくないとヤダというのが持論です。というわけで、新聞広告は雑誌みたいに読み応えのあるカタログに。WEBムービーは続きが気になるドラマに。商品サンプリングは行列のできるイベントに。お堅い企業の情報発信を「お楽しみ化」するのが得意技です。リモート映画の脚本を書いたこともあって、ドラマ型コンテンツへの興味も尽きないです。

新聞広告を読み応えある雑誌みたいに
(読売新聞広告賞受賞)
試し書き用紙を大喜利に
WEBCMを連続ドラマに
一時期バズった「マフラーしまい髪研究所」(アパレルコラボしたい)

8.サイエンス型広告

物理系の研究で大学院まで出てる(超伝導の研究してた)ので、基本的にサイエンス大好き野郎です。最近読んだ小説でもいちばん面白かったのは中国の超SF「三体」だったし。なので、テクノロジーっぽいサービスとか専門性の高いサイエンス案件が好みです。AIやらVRやらNFTやらも薄く広く触ってます。テクノロジーって言った方が現代的ですけど、どっちかというとサイエンス全般が好きだということに気づきました。世界旅行ではNASAMITに訪れた時にめちゃ興奮しました。サイエンスとデザインが組み合わさった時のワクワク感すごいなと。

お酒が進む対話型のAI
最も美しい角度をスキャニングするアプリ
魔法の鏡にイケボで褒められるイベント

9.ロングインタビュー記事制作

企業のCI/VI制作やMVV(ミッション/ビジョン/バリュー)を作るときに、役員全員インタビューとか、社員全員インタビューをして、その様子を写真撮影して記事化する、というのを格安でやってます。なぜ格安かと言うと、自分の企業理解も兼ねてるから。それをするのとしないのとでは、僕自身の解像度も、クライアントの自己理解もまったく違う上に、記事はそのまま採用コンテンツや、企業の自己紹介になってて、一石四鳥くらいになってるんですよね。あと、人生を聞くのは純粋に楽しい。撮影も楽しい。記事書くのも趣味に近い。これはとっかかりをつくるのに向いてるので、なんかお試しで頼みたいな〜って時にオススメです。

もちろん普通に「コピー書いて」「映像企画して」「プレゼン手伝って」もやりますが、最近は世界旅行から帰国して「HOMEをつくる」がテーマなこともあって、長期的にコツコツやることに興味が移ってます。連載的に働きたいというか。

ではでは、引き続きよろしくおねがいしますー。


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