vol.129／ I am PMSing!!!!!と、大きな声で言えたなら

今月もやって参りました！！！！！！！！！！
PMS!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
（↑以下彼女）

とライトにこの子と付き合えたら、どんなに楽だろうか。

彼女を平たく言えば生理の前に起こるあれこれなのだが、付き合いは長いがやっぱり手強くって、私は未だに調和を取れていない。排卵日を過ぎて大体生理前2週間から7日前程からだろうか（個人差有）、徐々に姿を表す彼女は年齢と共に変化しながら、それでも毎月欠かさずやってくる。だが彼女のすごいところは、生理が始まった途端にパタっといなくなるところ。姿をくらますのだ。本当に小悪魔なんだから。

でも私の症状は割と軽い方だと思う、のだが何と比べて良いかもそもそも比べるものでも無い気がするから正直わからないけれど、割と軽い方だと思う。ここでは過去の自分と比べると、一番酷かった時期は20代。自分は鬱なんだろうな、と当時思っていたその現象が彼女の仕業だったと後から知った。

いつもなら許せることが許せない
スルーできることができない
いちいち癇に障る

それらを蓄積していき怒り爆発と同時に涙でドバーッと溢れ出す。なんとも不思議で特別な2週間を過ごすのだ。そして30代に突入した現在当時とはまた違った姿を表した彼女と付き合っている。私は絶賛PMSingだ。

そんな今日は“I am PMSing!!!!!”と思わず叫びたくなった。寝不足に加え仕事でもミスが目立ち心底落ち込んだのだ。これをきっと甘えという方もいるかも知れない、仕事は仕事だろと考える方もいるだろう。その通りだし全部彼女のせいとも言わないが、それでも今日だけは言わせて欲しかった。
20代の頃の彼女とはおさらばし、当時よりはだいぶ付き合いやすくなっていたこの頃だったからここまでの落ち込みようも久しぶりだったわけで。ズーンと漫画ばりの落ち込み方をしていた私に追い打ちをかけたのがFacebookだった。見なきゃ良いものの（普段はもう殆ど見ないのにも関わらず、なんで今日見たのか）久々に開いたページはキッラキラ投稿で溢れかえっており、今の私には眩しすぎて、圧倒されて、そして静かに閉じたはずだったが、今回は閉じたと同時にザワザワに変わり、これまでのあれこれが（正体は不明、俗に言う勘違いや思い込みだと思うがそれだけでもない）走馬灯のように蘇り、1人大泣きした。わんわんと声を上げて泣いてしまった。心の中ではやれやれと思う自分がいながら。

こんな時、“I am PMSing!!!!!”と大きな声で言えたらどんなに楽だろう。
“I am PMSing!!!!!”と書かれた名札を誰でも首にぶら下げられたら、
どれだけ他人に理解されるのだろう。

そしてどれだけの女性が救われるだろうかとも思うのだ。

これは特別扱いか？
病気か？
どちらも違うし、この彼女の仕業も女性の心と体の調和のために起きていると考えたら、全体の調和のためにももっと声を上げやすく、また耳を傾け行動する人が増えますようにと願わずにはいられない。

I am PMSing!!!!!
と誰もが大きな声で言える日が来るよう、そして自分の身体と心と上手く付き合えるよう日々精進、だ。