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vol.164/ 例年とは違う夏の過ごし方と選択⑵


今日ちょっとだけ気持ちが下がることがあった。それはやりたいことや目標の中の小さな障害で1つの壁。どうしても人間、その小さな障害やたった1つの壁へググッとフォーカスして無理かも、ダメだ、とネガティブな方向へ向かわせてしまう。



ちょっと待ったーーーーー!!!
と(心の中で)言えた自分、万歳。



そうだ、そうなんだ。
やりたいことの中にあるたったの1つの壁なだけ、小さな障害なだけ、なんのこっちゃない。そんなものひとつひとつ丁寧にクリアしていけば良いじゃないか。

おっしゃーーーーー!!!!!

とまあ随分心が強化されてきたぜと自分を褒めて、帰りにご褒美のピーナッツバターサンドを与えることにした。今、口の中の水分全吸収されながら書いている。



さてこの前の投稿の続きをもう少しだけ。実はこの一味違った夏の過ごし方と選択は今も尚継続中。今までとは違う選択をすることで別人になったような感覚になるからこれは結構面白いかもしれない。もう少し続けてみようと思う。

そんな8月の日曜日、友人ファミリーと美術館へ出かけた。
さらっと書いたがこれはかなり珍しいことで、なんなら夫と日曜日を完全オフにし美術館へ出かけるなんて初体験。未知の世界。社会人になってから当たり前に土日祝日は(こそ)バリバリ仕事をすることにお互い慣れていたし、今後もそうなんだけど、友人の一言で
“あ、一緒に休んでみるか”
という気になれた。(この友人の一言が私に与える影響と言ったら半端じゃないのだ、但し彼女はそれを知らない。)



出かけたのは横浜。
おお、休日って世の中こんな風になっているのか、と少々圧倒される。でも私は休日の雰囲気が好きだ。何処となく車を運転していても感じるのんびりとした完全オフモードな雰囲気、殺伐としている平日とは打って変わってゆったり家族との時間を過ごしている緩やかな雰囲気。空気感がガラッと変わるし、仕事をしていても土日祝日のあの感覚は結構好き。この日曜日もその雰囲気のままで、違っているのは私たち2人。日曜日完全オフに慣れるまで少々時間がかかった。

お昼を素敵なレストランで過ごし、その後は美術館へ行くという何か最高の休日プランの1番初めに載っていそうな絵に描いたような日曜日を過ごす。これが思っていたより心地良かった。

よくよく考えたら、日曜日が完全にオフなんて小学生とか中学生以来かも知れない。その中学生だってハードな部活で埋め尽くされていたし、(私の学校の吹奏楽部は運動部並みにハードな部活だった)高校生はバイトに明け暮れていたもの。そうだ、学生以来こんな日曜日を過ごしていなかったんだとびっくりを通り越してゾッとした。(それは言い過ぎ)という話をしながら夫と帰りの車の中話した日曜日の終わり。感想はお互い
“頻繁には無理だけど、日曜日のオフを作っていこうか?”
だった。これは私たちにとって革命だ。



私たちは日々たくさんの選択をしながら生きている。
朝起きてから夜寝るまで、もはや朝起きるというのも選択だと考えたらもうそこから始まっている。それをルーティーン化している私たち。それは毎回毎回悩みに悩む時間の節約や経験を基に算出される安心感の為でもある。これを選択したらこの結果だよねってやつ。日々生きていく為にこの安心感は大切にしなければならない。

それでも私は思う。

その安心感と同じくらい日常的なスパイスが必要であり、何かブーストになると。手に取るものを少し変えることで良い。それでも今まで体験経験したことのないそれはブーストとなり、異国を旅しているようなサバイバル感を味わえる。そしてそれは自分の世界をより拡張してくれパッと鮮やかになっていく。こんな世界もあって、あんな世界もあって、なんて楽しい世界なんだろうを体験できる。いつものオレンジジュースをアップルジュースに変えるだけでもその世界を除き見られるかも知れないと思うのだ。



そんな私の例年とは違う夏の過ごし方と選択でした。
皆様素敵な夏を過ごされましたか?
たくさん思い出はできましたか?
晩夏、まだまだ暑さは残ります。
体調に気をつけて楽しく過ごしていきましょうー♡



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