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来週、web広告界隈が再度ざわざわするのか・・というお話。

1月22日火曜日に、クローズアップ現代+で【ネット広告の闇】の新たな特集が放送されます。

今回、「追跡!“フェイク” ネット広告の闇」という特集です。
内容を見てみると、

“フェイク広告”ダイエットに効くサプリなどを芸能人が体験談を元に宣伝しているが、その画像は無断加工され、体験談も全くウソだったケースそして「スマホで簡単に収入を得られる」などと副業や投資のノウハウをネット広告でアピールし、多額の金銭を支払わせるケースなど、各地の消費生活センターなどへの相談件数は急増している。“

・○○(芸能人の名前)もおススメ!
・○○(テレビ番組名)でも放送され話題の

よくあるのがこういったものですね。
あとはあらすじにも書いているような、芸能人のクリエイティブを使用したもの、許可をとっていない(であろう)クリエイティブを掲載していることもよく目にします。
(許可の有無は判断できないため、許可をとっていないであろう。としています。)
アフィリエイト広告でよく見かける、、、のかなと思います。
※アフィリエイト広告全般が悪いわけではないです。

ちなみに、ちょっとした自己紹介をすると、
わたしは、とあるメディアのマネタイズ(アドテク)を担当しております。
そのため、純広告、プログラマティック広告、PMP、アドネットワーク広告などの広告を日々、チェック(掲載可否)し目にしています。

なぜ、今回もざわざわするんだろうなかと思ったのは、
以前の放送後もざわざわしていたほどに、今回もそういった内容にになるんではないでしょうか。
今騒いで対応するのも遅いとは思いますが、対応しないよりはしたほうが良いです。

以前はこちらの特集で、「Yahoo!」「電通デジタル」の方が取材ででていました。
この番組を期に動きがあったのか、事前に動いていたのかは不明ですが、Yahoo!で「安全性の確認できていないサイトへの広告配信を一斉に停止」という動きがありました。

わたしもこの案内のメールが届きました。
案内メールが届き、数日での対応しますとの連絡だった気がします。
この動きで、収益が減ったメディア、事業者さんを聞いており、耳にもしました。
(わたしは影響を受けませんでした)

この影響で、Yahoo!は広告収益が減少した気もするのですが、実際の影響はどうだったんでしょうか。

ただそれ以上に、 「Yahoo!はちゃんと対応している」ということを認知することができ、広告主からは「Yahoo!だと安全」と思われ、中長期的にみるとプラスになっていく?のではないでしょうか。

大手が動いた(おかげ?)で、各事業者や関係者も意識をもち、対応するところや考える方たちも増えたように思います。
大きな一歩になったのではないでしょうか。
業界にいる身としては。まだまだ広告主、事業社、メディアと考えて動いていく必要がまだまだあります。

・この問題について考えて対応している
・管理画面で掲載可否はできるようにしているので、メディア側の判断
・まだ何も考えていない

担当として事業社へ聞くことも多いのですが、もちろんいろんな意見があります。
担当の考えや、会社自体の考え・・・。
それによって、こことはもうお付き合い難しいかなと思い、接続をはずしたところもあります。
事業社からもこの人とは、、と思われているかとも思います。。

広告主さんからは、このメディアでと言われたい、思われたいです。

収益だけを見る、収益だけを追うのであればクローズアップ現代+が言う、「フェイク広告」や「Better Ads Standards」を満たさない広告は出せば可能かと思います。
中長期的にみると、収益は落ちていく、落ちていかないといけない。

ただ、7月9日以降になると「Better Ads Standards」を満たさない広告出したとしても収益は落ちるかも知れません。

Chromeブラウザでこの広告をブロックする対策を行います。

メディアを運用し、広告収益をえている方は、「Google Search Console」で問題がないかチェックをしてください。
(わたしは問題ありませんでした。)

この問題以外にもインターネット広告に関していろんな問題があります。
先日、Moonshot菅原さんの、日経クロストレンドの記事を拝見してみてください、してください。

偉そうなこといえる身分、立場、経験をしてはいないですが、知らない人も、知っている人も、改めて考える必要ありです。

これからもっと厳しくなっていくでしょうから。

利用者、閲覧者の方のこと、考えてますか。


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