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『確認測定』

今日のリハビリは、
ほぼ最終確認的。

器具や動作を用いた、
状態確認テストが主。

平均台を歩く様に直線上を歩いたり、
同じ距離を大股で歩いてみたりと、
バランスと関節の状態などを
確認したり、
検査器具を用いて
ボールなどをAからBに移動させる
という単純動作を左右別々に行なって、
その作業時間を測定したりと、
本当にこの手の確認テストは、
見た目が単純なものが多いね。
単純なだけに
回復状態を明確にしやすいのだろうけが。

同じリハビリの時間に
足の装具を始めて使用する方がいて、
その様子を見学する為に
五、六人の療法士がやってきていた。

現在の歩行時を確認し、
足の状態を確認。
使用者専用の装具を製作する為の
調整機能のついた装具を装着して
必要な情報を得ていた様だ。

何をどうしていたか、
肝心なところは
見ることができなかったが、
どんなにかかっても
新年の初め頃には、
専用装具が
出来上がってくるのだろうなと思う。

気になるのは、
療法士的にあまり
装具を装着しての回復というのは、
のぞましくないと聞いたことがあること。

回復の可能性があっても、
装具で補助されることで、
それに頼ってしまい
回復しようとしなくなることが
あるということ。

回復には、
時間を要するものがあるのは事実。
業務や心情的な都合で、
時間をかけていられないことも少なくない。
それで、
装具を用いて急ぐのも理解できる。
ただ、
それによって
回復を妨げることになる要素があるのなら、
話は単純ではないなと思うのである。

続く・・・

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