【ゲームリリース】放置系シミュレーションゲーム『異世界フードデリバリー戦士』
どうも、皆様。こんばんわ。
本日、無事に私が制作した放置系シミュレーションゲーム『異世界フードデリバリー戦士』をAppStoreでリリースしました。
以下のTwitterの投稿、ぜひとも積極的な「いいね」「リツイート」をいただけますと大変嬉しいです。1年間の集大成であります。
【制作の思い出】
このゲームを作る前に、私は2つゲームをリリースしていますが
どちらもストーリーなどはなく簡単なゲームだったため、3作目は自分の代表作となるゲームを作ろうと決めていました。
ただ、意味がなく2つのゲームをリリースしていたわけではなく、そこにはちゃんと目的がありました。
最初のゲームはとにかく広告を載せたゲーム制作に慣れることを目標としていました。次のゲームは3Dオブジェクトの扱い方、アイテム消費や図鑑の制作を練習することが狙いです。
その積み上げを無駄にせずより高みを目指そうとしたのが今作であります。
今作はストーリーを厚くして、会話システムを取り入れた展開をすることでゲームに物語性をもたせることを一番重要視していました。
ゲームの操作やギミックがおもしろい、というのもとても重要な要素ではありますが、私個人の技量などを考えたときに、マス層を狙えるゲームはどちらかというと物語が面白い、のほうが確率が高いのではないかと当時考えていたからです。実際にやってみるとそんな簡単なことではなかった。思考の詰めが甘いのはよくあることなので、今後の取組みでよりよいものに昇華させれればいいかなと思っております。
ゲームがある程度完成したときに、インディーゲームのコンテストがあることを知りました。とにかく、なにか評価されたいと考えた私は迷いながらもコンテストに応募することを決めたのです。
迷った理由は一点、私のゲームはスマホで動くものを作っていたのですが、コンテストに応募するためにはPCで動くものを作る必要があったためであります。
ボタン等を含むUIの調整や、コンテンツの追加を急ピッチで進めながら、応募の素材として30秒程度の動画も制作をしていました。
終わりが見えないコンテンツの増加作業や動画編集。そして年末年始も、子供が寝たあとは作業を続けてようやく応募できる準備が整ったのです。
そこで初めて自分のゲームを客観視したときに
「これ、本当におもろいかな..?」
と危険な思考が産まれてしまいました。最期まで走り切るためには「モチベーション」の維持がとても重要だと考えています。
特に、一人で長期に渡り開発するゲームでは一瞬の油断からゲーム制作が続けられなくなりお蔵入りにして、新しいものを作り始めるということも起こりえます。
それはそれで、何も問題はない、最終的に良いものができるのであれば大丈夫だとは思います。ただ、私の考え方は「とりあえず最期まで作って評価された内容を次回作に活かそう」なので、作り始めたのならリリースすることはマストだという思考です。
前回の記事で報告させていただきましたが、コンテストは落選。
しかし、とてもありがたいことに私のゲームへの講評をいただき、よりよくするためにゲームのコンセプト自体を変更する決意をしました。やはり評価されることは重要であります。その意見は取り入れるも拒否するのも自分次第なので、自分で考えるための材料をもらう機会はこれからも積極的に取りに行きたいです。
コンセプトの刷新、それはゲームの枠組みはそんなに変えないのですが、中身をほぼ一新する、それに近い作業が必要でありました。
フィールドオブジェクト、ストーリー、ボタンのテキスト、各種コンテンツの名前、中身…etc。
すべてを一新すべく作業を3月中で終わらせて、4月リリースを目標としました。これには明確な理由があり、すでにゲーム制作期間が8ヶ月ぐらいになっており、自分が当初目標としていた3月中でのリリースに少しでも近づけたかったからであります。まだ私はゲーム制作を初めて1年のため、とにかく数を打つ必要がある時期だと考えているのです。
今回は広告にgoogleのadmobを選んだので、いつもと違う広告設定にとまどったり、ビルドができなくなるなどいろいろな壁もありましたがなんとか乗り越えれました。4月には入りましたが無事リリースできました。
【制作後の想い】
当初は、これを代表作にするんだと意気込んでいましたが、完成したものを見るとまだまだだなと思っています。不甲斐ないのですが..。
このクオリティで数を打っても無意味なステージになっていると感じています。そもそもこのクオリティがまだうまく言語化できていません。
もっと簡単に言うと、あふれる素人感だったり、まとまってない感じ、それがクオリティにつながっている気がします。
個人的にはとてもくやしい気持ちでいっぱいです。8ヶ月かけても、コンテストに出てみても、変えられない事実を突きつけられました。
ずっとわかっていた気はします。ただ、強がって面白いものができている、私は頑張っていると自分を鼓舞しておりました。しかし、完成してしまえばそのハリボテはすぐに崩壊します。
ダウンロード数や、SNS投稿のいいねが伸びないのはだいぶダメージ受けました...。当然、自分の取り組みの結果なので仕方ないとはわかっています。次に活かしたいと思います。
このあとどうするのか。
実は次回作の構想はすでにあります。ただこれまで通り作っても無意味なのもわかっています。やはり次はスマホゲームから脱却してまずはSteam向けのPCゲームを作ろうと思います。
スマホゲームがだめと言っているわけではなく、次のステージはSteamを目指したいというだけのことです。
今回は序盤から丁寧にやりたいです。コンセプトアートなるものを制作し、そのあたりから発信をします。
それと同時に、既存作のアップデートにも取り組もうと思います。というのもASO的には引っかかってる、検索されてインプレッションがまぁまぁされているゲームがあるのでそれのアップデートも、時間を見つけて取り組みます。
今後ともあったかく見守っていただけると嬉しいです。頑張ります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?