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徒然なるままに、そこでしか聴けない音を聴きに仁和寺へ、行ったのだけれども

仁和寺にある法師…その先を覚えていない。
すぐに調べればそんなのすぐわかるだろ?って話ですが。
今も載ってる教科書あるんですかね?今考えると、古典ってなんで暗記させられたのかわかりませんでしたが。古典や古語が好きな方には申し訳ないのですが、大学受験の時でさえ古典を捨てて他の教科で勝負に出たくらい国語という教科が無理です。

だけど、仁和寺は京都の中でもしかしたら最も思い入れがあって、京都に行ったら、ほぼ毎回行ってるかもしれないお寺です。前回は行きそびれましたが。

先週末、ロックバンドdownyの大阪、名古屋のツアー遠征に行ってきました。それを口実に、大阪、名古屋ではコーヒー豆を買ってくる、また京都ではブライアンイーノアンビエント京都という展示もやっていたので、そちらも行ってくるとても充実な時間になりました。

LIVEが日、月なので、金曜日の夜に出発し、土曜日は京都で。朝早く着いたため、ブライアンイーノ展までは時間があったので、仁和寺まで。まさか半年内にまた関西に来るとは思ってもいたなかったのですが、前回来た時に失念してしまった、そこでしか聴けない音を聴きたくて。

朝早いからバスもまだないので、シェアサイクル使ったんですけど、バス乗るのと、時間も料金もあんまり変わらなくて、展示前にかきたくない汗を大量にかいてしまいました。

いつ来ても壮大な門をくぐったところに、日当たりの良い場所にありました。京都の夏はなかなかすごいですよね。まだ朝早かったはずですが、日当たりがすごい良いところにあるので、機材も暑さにへたってしまったのか、再生できませんでした…。
もう一ブース、有料エリアの庭園の方にあるそうです。が時間も早かったので、結局、今回も見送ることに。
また次、京都に来なさいという仁和寺からのメッセージと受け止めることにしつつ、寺内を歩いてから、京都駅へ、今度はバスに乗って戻ったのでした。

仁和寺にある法師、、、徒然草か。
仁和寺の法師が、有名なお寺にお参りに行くけど、ガイドもいないから肝心の本殿まで見ずに帰ってきてしまった。
ざっくりいうと、こういう話かと思うのですが、いつの間にか自分の中では、仁和寺へ向かった法師が、入口の壮大な門だけ見て、中を見ないで、こんなものかと思って帰ってきてしまった。本当は仁和寺の中には立派な建物などが色々あったのに、と記憶と話がすり替わっていました。

そんなすり替わった話をなぞるように仁和寺の中へ

実は、初めての京都で、最初に訪れたのが仁和寺でした。中学校の修学旅行。班行動で自分たちで計画を決めて一日動くというスケジュール。仁和寺に行ったことしか覚えていません。朝一番、着いたら、誰もいなかったけど、中に入ったところで、今は、無人の休憩所になっていますが、売店があって、そこで抹茶モナカ(市販の普通のアイス)を食べたのを覚えています。多分、最初の印象っていうのがずっと残っているのかなと思います。

その後、数年経った後に、満月祭りというイベントがあって、SUGIZOのLIVEだったのですが。仁和寺の大門を背景に奄美島唄の朝崎郁恵、当時、終幕してまだ数年、実質解散状態のようなものだと受け止めていたLUNA SEAの真矢らと共演、これで再び訪れる機会に恵まれて。天気はあまり思わしくなかったのですが、終演後に少しだけ満月が見えたのも、なんだか感動的だったのを覚えています。

ちいさな一つ一つの思い出が積み重なると、勝手に感じる縁のようなものもあるのかなと思います。古典も徒然草の仁和寺にある法師だけは、こうして覚えているわけですし。冒頭の一節?もはや表題だけか。それだけですけど。

よしなしごと、そこはかとなく書きつくれば
そんなお話でした。

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