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もの想う空間を、長くゆっくり歩く旅・みちのく潮風トレイル 陸中宮古〜浄土ヶ浜、宮古市街地

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今日はまずはじめにお知らせをさせていただきます。
毎回、文末に案内を載せていますが、今月19日まで、フォトカノン戸越銀座店で開催中の「PHOTO2021」に、昨年の東北の旅で撮ったフィルム写真で一枚参加しています。

こちらの写真展ですが、Web上でも見られるようになりました。

遠方にお住まいのかたや、なかなかお時間の都合をつけるのが難しい方、昨今の状況下、外出が難しい方にも見ていただける良い機会。感謝です。実は、自分も年末年始に体調を崩してしまったせいで外出できていなかったので、まだ展示に足を運べていないので、他の参加者の方々の作品もWebで先に見ました。スマホでも見れますが、写真だけでなく全ての鑑賞作品がそうであるように、できるだけ大きな画面で見ていたければ、作品の魅力がより伝わってくると思いますのでお薦めします。

会期中はこちらのnoteでは旅の道中、simple useというフィルム交換のできる写るんです的なカメラで撮影したフィルム写真の中で再び2021年に旅した三陸海岸沿いの旅を記して行きます。

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みちのく潮風トレイル・陸中宮古ルート二日目のこの日も、朝日を浴びながらの出発。前日の疲れが少しだけ残っていて少し出発が押したけれど、浄土ヶ浜、宮古市街地へ向かうルートなので、お昼ご飯はお店で食べる予定にしていたので、荷物も軽く、快晴の中を出発。嗚呼、明日からまた天気が悪くなるなんて、とても信じられない。なんて気持ちの良い二日間なんだと、そんな思いで意気揚々と南下して行くのでした。

道中、やはり誰にも会いませんが、なかなかその場に遭遇する確率が低いと言われる潮吹き岩の潮吹きも見れたし、静かな浜辺でコーヒーを飲む時間が取れたり(気仙沼で買ってきたアンカーコーヒーのドリップバック)、森の中を歩き、港へ出て、護岸を歩き、様々な景色を見ながら、浄土ヶ浜へ。

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沖縄に長らく住んでいましたが、八重山や久米島をはじめとした周辺諸島にに行ったことはあるのですが、宮古島はまだなくて。沖縄にいたときは、それこそ、ずっとここで暮らしていくくらいの気持ちでいたので、まさか自分が沖縄の宮古島よりも先に、岩手県の宮古市へやってくるなんて、想像できなかったのですが。沖縄の海にも通じるような、海の青さの美しさ、サンゴ礁やリーフなどはないし、沖縄と比べるつもりはないのですが、天気もいいおかげで本当に美しい青に魅せられてしまいました。

You Tubeなどを後で見返すと、当時の記録として、津波の映像は宮古市のものも色々と見ることができます。映像と現場とでは、全然違う、想像を絶するものがあると思うのですが、だからこそ、ここにも津波が押し寄せたことを想像すると、自然とは、その存在の大きさを考えずにはいられませんでした。

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浄土ヶ浜だけに観光に行く場合は最初に通りますが、自分は南下してきたので浄土ヶ浜を出る時に通ったビジターセンター。ここは、三陸海岸の地理やジオパーク、リアス式海岸などの説明が幅広く展示されていて、とても良い施設でした。みちのく潮風トレイルの情報も少し。翌日からまた天気が悪い事を知っていたので、雨ならもう一度ここにきて、色々と資料や展示をみようと思いました。(結局、予定は変わるのですが)

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浄土ヶ浜を去り、道の駅で軽くお昼ご飯を食べて、市街地へ。あっという間に、夕方のバスが来る時間。日曜日なので、街全体がお休みしているような感じがありましたが、通りがかった公園で、たくさんの子供達が遊んでいて、光に包まれていて眩かったのが、最後、印象に残っています。

バスに乗るため駅方面に、そこでみちのく潮風トレイルから逸れる形になりましたが、この続きをまたいつか歩きにきたいと強く、強く思い、キャンプへと戻るのでした。

Lomography Simple Use
Fujicolor Superia Premium 400
Michinoku Costal Trail, Miyako Iwate

Instagramでは別のカメラで、最後の記録カラー100で撮影した写真をあげています。

今日もありがとうございました。


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