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雨はやみ、一つの旅が終わる

気仙沼を発ち、南三陸で一泊したあとはまた雨に打たれながらの移動でした。雨はいつかやむ。その雨が冷たく苦しくても、その旅が素晴らしかったと思えるのは、そのあとに見ることのできる穏やかな世界だからなのかもしれない。

雄勝。前年初めて石巻まできたときは、大川小学校を周り、女川を経由するルートを走っていて、その時にも通っています。護岸整備、復興事業がここもまだまだ続いているんだなと印象に残っていた景色にあるところに、道の駅や硯の里の資料館ができているとは、そのときは思っていませんでした。

9年、10年と変わり続ける景色の断片を自分は見ているのだと、改めて実感しています。あの日から1年、2年と毎年その景色を見続けてきた人や、その前も、あの日からもずっとそこでその景色を見続ける人たちの思いを、想い旅はもうすぐ終わろうとしています。

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Lomography Simple Use
Fujicolor Superia Premium 400
Ogatsu

「PHOTO 2021」於フォトカノン戸越銀座店が終了しました。綾里で撮影したフィルム写真で参加していたこの期間、年明けから、三陸をバイクで走った旅をフィルム写真の中で再び旅して来ました。旅で用意したフィルムは5本。うち36枚撮り3本をsimple useに装填して来ましたが、旅の終着を待たずにもうすぐフィルムは撮りきります。


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