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【アーティストもクリエイターも】活動実績を作ろう!

アーティスト、クリエイターとして活動する上で誰もが欲しい「実績」。
人によっては、その実績を元に他の人の依頼を受けたりすると思います。

しかし、そもそも「実績」って何でしょう?自分が作った作品、あるいは音楽活動の内容全てが「実績」と呼ぶ事が出来るのでしょうか。

実績を作るためには、どのような活動をすれば良いのでしょう。

今回はアーティストもクリエイターも欲しい「実績」をどうやって作るのかについてお話します。

「実績」は人に自慢出来る事があるかどうかではない

よく、自分の活動してきた内容を「過去の輝かしい自慢話」だと勘違いする人がいます。

例えば、「有名メジャーバンドと共演した」とか「キャパ1000人クラスのライブハウスに出演した」とか言う人って結構いますよね。

でも、重要なのは「たまたま」その機会があったのではなく、自分の実力の結果としてその出来事があった事なのです。

バンド活動を長くしている人なら、たまたまプロの人と共演する機会もあったり、それなりに広いハコで演奏する機会があっても不思議ではありません。

でも、肝心の自分のバンドはちっとも有名じゃないし、お客さんもついていないのに「周りがすごい」って事ばかり強調するのは違いますね。それはただの自慢話でしかありません。

実績を知りたい人が気にしているのは「誰と共演した」とか「何処に出演した事があるか」だけではなく、「これまでの活動の結果として誰と共演した、何処に出演した」というストーリーなのです。

自慢話は主観ですが、実績は客観的に評価が分かるものでなければなりません。

相手から見た時に「この人に依頼をお願いしたい」と思わせる事

実績とは、仕事で言い換えれば「経歴」です。
相手に、これまでにどんな経験をしてきたのかを説明するための内容なのです。

という事はつまり、相手から見た時にその実績の内容が何かしらの判断材料になり得る事が重要なのです。

「◯年◯月に個人的には最高傑作となる超名曲を作りました」とか言われても「そんなの知らんがな」ってなるわけです。
その「超名曲」が動画サイトで何万再生もされてバズったとかなら分かりますが、個人的な評価をするものは実績にならないわけです。

逆に言えば、相手からの判断材料になるなら作品そのものが評価されていなくても実績になる事はあります。

例えば、ギタリストの人が「この作品に参加しました」と言って出した作品が、実は全然youtubeなどで再生されていない場合とかです。

作品その物が評価されていなくても、そのギタリストの人からすれば「誰かに求められて自分のギターを作品の中で使ってもらえた」という実績にはなるのです。

ただ、もしその曲を作った張本人なら、そこは曲自体が評価されているという実績は欲しいですよね。他人から評価されたわけではないので。

音楽制作の人の話ついでに、「自分の意図しない曲が動画サイトで最も再生数を取っている」という事って結構あったりします。
本気で作った「ガチな曲」よりも「ネタで作った曲」が今までで一番再生されたって人も、ボカロPだったりすると結構いるのではないでしょうか。

そういう時に「これはネタで作った曲だから実績としてあんまり出したくないな」って思う事はあるかもしれませんが、例えば相手があなた自身の影響力を見る事があるならば、ネタ曲であっても実績として載せた方が望ましいのです。

逆に、再生数はあんまり無いけど、作品のクオリティを見て欲しいというのであれば、「実績」としてではなく「作品サンプル」として出すようにしましょう。

どうすれば「実績」を作れるのか

「今現在、自分にはこれといって評価された作品あるわけじゃないし、活動内容で評価された事もない!」という人は、これから実績を作る必要がありますよね。

じゃあどうやって作るのかって話ですが、まずは他人からの評価を受けられるところに出る事です。

バンドはもちろん、歌や演奏スキル、作曲でも共通して言える大事な事は、評価を受ける事なのです。
さっきも言ったように、実績は客観的に評価が分かるものでないといけないので、その指標を図るためにも、自分の正当な評価を受けられる場所へ出る事が重要というわけです。

コンテストに応募するとか、誰かに作品やスキルの提供を持ちかけるとか、今すぐにでも始められる方法はいろいろとあるハズですよ。

実績を持ってない人に共通するのが、そもそも他人から評価されるような場所で活動をしていない事なのです。もちろん、評価されるだけのスキルは身に付けなくてはいけませんが、それは当然の努力ですよね。

SDRでは、実績を作りたいアーティスト、クリエイターの人のためにこうした知識を発信したり、アドバイスしたり、実際にコミュニティ内で実績作りのために活動を用意したりしているので、興味があれば是非とも参加してみてください。

そんなわけで、今回のまとめです。

活動実績とは「自慢話」ではなく相手からの客観的評価が出来るものである!
その実績を作るためには、自分の評価が受けられる場所に出る事から始めよう!

趣味で楽しく音楽をやる分には、別に気にしなくても良いんですけど、音楽を何かしらの仕事につなげたいとか思っているなら、必須の事だと思うので、頑張ってトライしていきましょう!

そんなわけで、こんな感じの役立つ記事を配信している当コミュニティ、SDRでは、本気で音楽活動をしたい人のために必要な知識と、活動するための場所を提供しています。

興味のある方は、是非こちらから参加をしてみてください!


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