周波数。

時々、やけに周波数が合う人がいる。これだけ人間というものが世界に溢れているから、ある程度似ている人がいる(ちょうど、親と子みたいに)のは理屈であるが、それでも自分の同じ周波数をもつ人と出会う確率はそう高くない。

人間というものは、つくづくシックスセンスに大別されるような未知の部分がまだまだ広い。例えば、親友というもののメカニズムは未だよく分からない。同じ経験を共有している幼馴染的な親友の形はもちろんあると思うが、同周波数的な親友の形も存在する。お互いの考えることが手に取るように分かり、思考の血脈までスケッチできるような関係。こういう人物に邂逅することはそう多くはない。話してみないと周波数の確認は出来ないから、袖すりあうも〜というのはまさに大切にすべき価値観であると思う。

さて、同じ周波数の人を1人見つけたとして、あなたはそれに浸かるか、それとも解像度を高めて更に見つけんとするのか。どちらが正しいと言う訳では無いけれども、出会った奇跡に感謝をしよう。

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