「たそがれ土偶」コロナ禍でも来館者500%up…秘密は”ひらがな”たった四文字
たった4文字の“ひらがな”が
地方都市に奇跡を起こす
コロナ禍にも関わらず
来場者500%アップの秘策
いきなりなのですが、この「たそがれ土偶」は、こちらのKindle版でお読みいただけないでしょうか?読んでいただくだけで脱炭素から、さらに活炭素になるのです☟
脱炭素から「活炭素」へ
海に森をつくるために
二酸化炭素を活かす
海の森は「藻(も)り」
海の草木は「藻」なんです
ワカメとか昆布とかアマモとか海藻(かいそう)たち
藻たちにとって二酸化炭素は
人間にとっての酸素です
藻たちにとって二酸化炭素はエサ
そんな藻たちが世界的に減ってしまっているんです
どうして減ってしまったのか?
そして、どうしたら増やせる?
なんと今貝…もとい今回リリースされた
「たそがれ土偶」を読んでいただくだけで
アマモが増えちゃいます!
多田はるかさんのご協力により、収益を海にモリをつくる「海護(アマモ)り活動」に寄付させていただくことになったからです
特にKindle Unlimitedをご契約の方は、無料で読んでいただいたページ数分が支援になりますので奮ってご協力…ご購読いただけたらうれしいです
人にも環境にもやさしい
そんな「たそがれ土偶」
ライター養成の森塾の森先生に師事し、めきめきと上がった、と思われる文筆力により大幅に加筆修正、読み物としてもかなりのものに…?!
こちらです!☟
他4つの短編との合本版、お得です!☟
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たそがれ土偶☟
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たしかに「それ」が生まれる土壌は整っていたかもしれない
古くから宿場町として栄え、ともすれば縄文の頃より続く
そんな町だからこそ「民俗学」の大家がその根をおろし研究を重ねた町
柳田國男…カッパ…遠野物語…そういや宮沢賢治も…イーハトーブ…
って「遠野物語」もKindleUnlimitedで無料で読めるのか…
そんな町で起きた奇跡…まさに奇跡の物語
どんな観光地だろうが、そもそも「お土産品」なるものが、衰退の一途を辿ってる時代
団体で訪れて、親戚や同僚たちのために、大量のおみやげを買って帰っていく…
そもそもそんな「団体旅行」自体がめっきりと無くなってしまっている昨今
しかも「コロナ禍」…そう「コロナ禍」
そんな悪条件…もはや「悪条件」って言葉では足りない最中にですよ
「来館者500%」を実現した博物館があるというのです
しかも、コロナ真っ盛りの昨年に、初めてヒット作になったという代物
こんな最中にですよ
「売り上げ倍増させてほしい」しかも「来館者を増やして」…と依頼されて、それを成せる人って、いま世界にいますかね?
小室哲…は古いか…(ついつい世代が出ちゃう)秋元康さん?スティーブ・ジョブズ?いまだとイーロン・マスクさんか…
稀代のプロデューサーだとしても、成せるか田舎…おっと否か…
そんな「不可能犯罪」ともいえる所業
それをね、うら若き「名もなき」乙女が成したというのですから
しかも「ひらがな」をたった四文字…たった4文字を足しただけで…
遠野の奇跡…遠野”きせき”物語
その来館者増という奇跡を起こしたのはとある「おみやげ」…そう、お土産です
そのお土産品は縄文時代のモノとされ出土された「土偶」そのレプリカ
最初はあくまで「記念グッズ」としてつくったものらしいのですが…
コロナで旅行客も減り続ける中で、その博物館「どきどき館」も例に漏れず、なにか打開策を練らないと…と日々苦心していた
そんなとき東京から、地元である遠野に戻ってきていたひとりの女性が、その博物館の「縄文展」のプロデュースを依頼され…
その土偶に「とある名前」をつけた
「たそがれ土偶」…「たそがれ」土偶
そうネーミングしたのは、多田はるかさん
すべての快進撃はそこから始まったのである
思えば、このあたりは、いまの地方にしては珍しく、名付けるなら「活きてる農村」ともいえる
岩手の遠野エリアは、廃墟や空き家はほとんどなく、古い建物もリフォームされるなどして活かされている
車でいろいろと走りまわったが、どうやらそのほとんどが米農家さん…お隣の秋田な新潟から「米」で名を馳せているが…「岩手」…??
山の上にある展望台がやたらとお金がかかっていたり、図書館や屋内プール…市役所も…とにかくここの「公的施設」は、とにかく豪華
とにかく「活きている」
道の雑草とかもキレイに刈っていて、とにかくキレイにしているのだ
そうなるともはや、そういった美意識や、いい意味での気位の高さ、プライドの高さが、このあたりの「気質」なのだろうと推測に至る
遠野はそもそもが、町と町とを繋ぐ、まさにシルクロードな宿場町として古くから栄えていて、どことなく京都を感じさせる
そういえば、その豪華な「公的施設」も「成金趣味」はなく、どことなく洗練された豪華さ
その京のごとき「碁盤の目」の古き良き町並みを「誇り」とし「ちゃんと後世に遺そう!」という気概を感じる
一度、堕落してしまうと…一度、死んでしまうと、なかなか元には戻れない
一度、不潔にしてしまうと、一度、ゴミだらけにてしまうと、はい、それまでよ、と
歩いてみるとわかるのだが、遠野の町には「ゴミひとつ落ちてない」のである
それどころか、道端に雑草がないのだ
いろんな地方都市をみてきたが、そんなことは本当に初めてで、聞くと、町民で監視しあっているという
仮に隣が空き家になっても、その家の前まで雑草を抜くという
そんな意識が高く、がゆえに教育が行き届いているのだろう
多田さんも、子供の頃から事あるごとに遠野の文化に触れ「郷土愛」であるとか、郷土の文化への愛着が深く
そこから「縄文好き」レベルではなく、もはや「縄文愛」を持つに至っているのだという
「他の町は過疎化しても、遠野は大丈夫、生き残っていくとおもう」
そう語る多田さんの声は、異常なまでに力強く「本当にそうなんだろうな」と
そういった「歴史的背景」「風土」そして「愛」が相まって生まれた、ひらがな4文字の奇跡
いや、こうやってカキ記してみると、生まれるべくして生まれた…
引き寄せの法則ではないが、この町は「活きるべくして活きている」
縄文の頃から脈々と受け継がれている「ナニカ」が「多田はるか」という逸材を生み出した
泣かせる文章の達人として名高い、浅田次郎さん
「鉄道員」を「ぽっぽや」と名打つ彼のセンスたるや
「てつどういん」だったらそんなにヒットしたかどうか
時代小説で有名な 藤沢周平さんの著書の「たそがれ清兵衛」
それも、もし「侍、清兵衛」だったとしたら…
知り合いの僕が天才だと思う「飲食店プロデューサー」に「にくがとう」(知らない人はすんません)をつくった三浦GOがいる
彼と六本木の居酒屋に呑みにいったときに「おつまみカレー」というメニューがあった
GOが突然叫びだす「おつまみ、ですよ!おつまみ!」
焼肉屋を営んでいると、肉の切れ端がもったいなくて「メンチカツ」などにして提供するのだそうだ
だが、せっかく焼肉を食べにきているのに…しかも「にくがとう」は少しずついろんな「部位」かつ「良い肉」を楽しむお店だからなおのこと…
「お腹にたまる」イメージのある「メンチカツ」や「ハンバーグ」は頼まれニクいのだと
それからしばらくして「売れるようになりました!」と嬉しそうに語るGO
「おつまみメンチ」にメニュー名を変えた途端に、オーダーされるようになったのだそうだ
「たそがれ土偶」
そういえば出土した段階から「超小型」だったのだという…バービー人形ではないが、ちょうど子供のおもちゃ…というか「携帯サイズ」
土偶ってそもそも身代わりかなにかですよね?…大きいイメージが…
携帯サイズってことは「御守り」かなにかだったんですかね…僕なら「ケータイ土偶」とかつけちゃう…でもそれじゃね…
遠野という「たそがれ風土」が生み出した、うら若き美人プロデューサー 多田はるか
こんな奇跡だし、美人すぎる的なアレだし、昨年からのことだし…
さぞかしもうね、地元とかいろんなメディアの「手垢」にまみれてるのかと思ったら「まだ…なんです」と…
なんでやねん!
こんな奇跡な…コロナ禍でも元気になれる!そんな「奇跡の物語」を…「遠野”たそがれ”物語」として僕の中にだけ記録しておくわけにはいきませんよね
余談なんですけどね、この「たそがれ土偶」なんですけど…「3Dプリンタ」で出土…もとい出力されてるんですよ。。。
空き家再生プロジェクトで、とりあえず買った.誰も使わなくて埃を被っていた…そんな3Dプリンタが活用されて…
その空き家再生プロジェクトはプロジェクトで、すげぇ凝ってて…練られてて…これまたお洒落で粋で…
今日はもう情報量オーバーなんでそのあたりは泣く泣く割愛
本日もご精読感謝🙏
楽C美味Sea、そんな海をつくる活動を応援していただけたらうれしいです☟
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