雑談:自由詩の海

最近ずーーーーーーーっっと自由詠短歌ばっかりやってました。

どんなのかっていうと一応非公開扱いのやつなんであんまり出したくないんだけど、わざと口語表現にしたやつをそのまま(リズムのルールは守りながら)短歌のフォーマットにぶちこんだり、同じ言葉をひらいたり漢字にしたりして繰り返したり、とても曖昧な言葉で身体感覚を撹乱したり、まあほんとにいろいろな実験をぶちこんでました。

で、まあそういう実験短歌がウケるかっていうと、少なくともあんまり手応えは感じなかったな。まあ、『短歌研究』とかにでも出しておけばまた反応が違うんでしょう。…購読して投稿する雑誌に加えておこうかな。
わたしが散々実験してあそび散らかしてるそこっていうのはきほん罵詈雑言や批評のたぐいは禁止で(これ市井のまちがった批評観とかではなくほんとに見かけないのでまじです)、ほめる言葉しか使ってはいけないかんじになっているのですよね。まあこれからお話するビーレビもあまり激しい闘牛のような論争は禁止になっていて、フォーラムは閉じられているんですが…
ほんで、そういう実験(まあ先行研究あまり漁ってないけど千種創一氏とかあたりしかやってないだろうなーという気持ちがあります)に対してそこの皆さんからどういうフィードバックがあるかっていうと、スタンプだけなんだよな…

なんか、わたしの悪癖として、漫然とした評価は嫌いってのがあります。
たとえば彼氏や好意のある男(まあ女でもいいよあたし同性愛の毛あるし)なんかがいたとして、その相手から「あー、どんどやきの作るものすごくいいね!」っていう時、それはよっぽど厳しいレンズを持ってると認めた相手なら良いんだけど別段そうでもないならなんとなく自分の作るものに対して自己嫌悪が湧きます。だってその相手はあたしが好きだから色眼鏡がかかってんだもん。そんな評価がちゃんと通用するかっていったらそうじゃないじゃん。
あとはわたしが投稿してる二次創作小説とかそうですけど、漫然とあらゆる作品にいいね送ってるやつとかに良いねされると―それはまあべつにそういう評価を狙って作ったなら話は別なんだけど―すごく自己嫌悪がわきます。ぺろぺろの良いねしかもらえん作品なのか!?と自己問答しますね。


基本的に詩でも短歌でも二次創作小説でも挑戦的な実験をモットーにしてるので、たとえば二次創作小説だったらターゲットを絞るんですけど、その対象に驚きを与えてやれたらすごくいいわけです。あとは、どう考えてもそのターゲットの読者じゃない対象にいいねされると、面白いなぁとおもいますね。

と、いうわけで!!!!

ビーレビですね(これは最果タヒとかを排出した文学極道の後継サイトなんです)!!!!!

こちらに久しぶり(よくみたら久しぶりではない)に投稿しました!!!なんとおよそ一ヶ月ぶりでした!!!!

やっと自信が湧いたのかも。結構いろんなフォーマットの詩が自分の手元に集まったなという自覚が湧いたのかもしれません。
こないだ戦後詩まとめ(吉増剛造確定ガチャ)を110円で買ったし、随分前に小笠原鳥類選者の現代詩手帖を買ってるし、田村隆一や安水稔和などの現代詩文庫なら持ってるし、参照元としてはある程度よいのですよ。
あとは和合亮一の詩の衝撃なんかは未だに覚えてるし、最近は意識して色々な詩人の詩を借りてます。注意するようになったのはその作家の年代ですね。

と、いうわけで、くっそ長くなりながらもめでたくやっと自由詩の海に漕ぎ出すことができたわけです。意欲あるぞ~。まあでも潰れない程度に意識してがんばるぞ。

とりあえず現代詩手帖と詩と思想、ココア共和国に毎月一作品くらい送ります。じつはもうすでに4月ぶんはココアは投稿してます!落選したら貼る!

まあ短歌もゆっくりやろうと思います。全然嫌いとかじゃないし。

あとは脱稿した同人誌の到着を待つことと、新しい同人誌のプロットを決めることですな。

カブトシローという馬がいて、寺山修司の「わたしが忘れがたかった馬10」に入っていてなおかつ有名な馬の3頭のうち一頭で、種牡馬引退後の余生を寺山以後10名の連名で勝ち取った有馬記念と天皇賞の勝馬がいるのですが(クラシックはシンザンの一期あとです、ライバルのウメノチカラに先着した実績がある)、寺山はこいつが本当に好きなんですね。カブトシロー論なんていうのも書いて、他の馬はだいたい(テンポイントでさえ)一回か二回くらい語られるくらいなのですが(ハイセイコーってちゃんと語ってもらってるのあまり見ないです、テンポイントは有馬のやつだけかなあ)めちゃくちゃいろいろなところに出してもらってますね。寺山のお気に入り馬は牡馬ならカブトシロー、牝馬ならメジロボサツだと思います(テンポイントは嫌いな方のワカクモの子だから肩入れしたのではとわたしはにらんでいる)。

わたしは基本同人誌は未実装(そしておそらく実装されることのないシービー以前)のウマ娘を出しまくろうと思ってます。(これには明確な悪意があるのですが…それに関してはあまり触れないほうがよいでしょう)

普段はGLしか書きませんが、カブトシローに関してはノマカプで行こうと思ってます。

はい、寺山修司とつるませるのです!今までウマ娘に寺山だしたやつってあまりいないし、こりゃ好都合なり、と思ってカップリングにしたのですが、これがなかなか林静一の『赤色エレジー』みたいに仕上がりそうでよいかんじです。あーっプロットとっかからねえと。

君とゆうやけのベンチに座ってるおれはおそらく天然のいろ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?