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33歳。女子会を通して、キャリアコンサルタントになりたいと思った話。

先日、大切な友人六名で女子会をした。
正確には女子会ではなく、友達の生後間もない赤ちゃんに会うために集まったのだけど赤ちゃんを愛で終われば、甘いお菓子とお茶を前にどんどん会話が進む。

この年齢になるとライフステージの変化や自分との適正によって、新卒で選んだ仕事をずっと続けている人の方が少ない。

今回の友人達にもそれが当てはまって、今はパート勤務の子や心身の事情で会社を退職している子など様々だ。
もちろん二人の子供を育てながら時短で仕事を続けている友達もいる。

そんな中で二十代後半で仕事を辞め新しい道に進んだ二人の活躍について話題になった。
一人は去年弁護士試験に受かって、一人はウェブデザイナーとしてフリーランスで活動している。
去年は弁護士になる子の盛大なお祝い会をした。デザイナーの子が具体的にどんなことをしているか良く知らなかったのだけど、ポートフォリオを見せてもらって、すごく「良い」と思った!

元々イラストが好きだったこと、熱中しやすく一人黙々作業をすることが得なタイプなこと、コミュニケーションスキルもちゃんとあること。
大親友の一人だからこそ、その子の良さがすごく活かされた仕事をしているとよく分かって、とても感動した。

(同時に少しうらやましいなというネガティブな気持ちも湧いたけど、私はそれを「だから私も頑張ろう!」に変換できる自己肯定感を持っている笑)

稼ぎの度合いとか社会的な評価とかに関係なく、そんな風に自分らしさを活かして、お仕事をしている姿を見るのが私は好きなんだなと実感した。

同時に、勝手なお世話だと重々承知だけど今仕事について不安を抱えているであろう友人の曇った顔が気になった。
働きながらの子育ては厳しいから、在宅でできる仕事がいいな~とか。
〇〇みたいにちゃんと手に職をつけなくてはね、とか。

私達は全然嫌味っぽくなく、すっとそういうことを言い合える最高の友人関係なのだ。

今仕事について悩みを抱えていて、満ち足りていなくても十分すぎるくらいその友達が魅力的で価値ある存在であることを私は知っている。と、偉そうに思った。

実は今活躍している二人は新卒で入った会社の働き方が合わずに辞めたという背景が共通している。
むしろずっと仕事を続けている友達は、会社選びも正しかったし、適応できているという証拠でもあるのだ。
なかなか資格取得や転職が決まらない友達は、すぐに決断できないだけで慎重でいつも優しい頼もしい存在なのだ。

自分と仕事がかみ合わないだけで、社会に自分の価値がないように感じてしまうことに、もどかしさを感じた。

その人の魅力を活かして、その人らしく働ける仕事を探すために対話をするキャリアコンサルタントの仕事をしてみたいなと改めて思った。

元々、私は高校教員をしていて、キャリア教育の重要性を感じたり、相談を聞くのが好きだからカウンセリング学びたいと思ったりしていてキャリアコンサルタントの資格に関心を持っていた。
今回の友人との何気ない世間話を経て学校現場だけでなく色々な場で活かせる仕事なんだろうなと実感した。

とはいえ、せっかくの育休中なのに第二子妊娠を希望していたり、子の預け先を悩んだりしていて今は何も資格取得に対して決断できていない…。

ちょっと無理をしてでも子供を預けて行動に移すべきか。
そんな焦らず子育てが一段落してからしっかり学ぶでもいいのか。
(例えば一旦人材系の仕事をしてみてその後働きながら取得もありだし…)
資格の為の勉強以外にも学べることはありそうだから今年から始めなきゃ!

もやもやしている。
それでもなんとなく気持ちが清々しいのは、将来の自分のキャリアについてわくわくすることが分かっているから。
挑戦したいと思うものがあれば、多少人生が停滞気味でも前向きな気持ちでいられる。
そういう風に自分の少し先の展望を描くためにも、キャリアコンサルタントの面談って活かせるんじゃないかな。
今すぐ適性を見つけるための相談だけじゃなく、長い目で考えてキャリアを歩んでいこうという視点。その視点で話を聞いてもらえば、無駄に焦ったり落ち込んだりしなくても良くなるような気がする。

第二子を妊娠できるのか、できないのか。
復職するのか、しないのか。
違う業界で働くのか、しないのか。
まだまだ未知な私の人生だけど、挑戦したいこと(キャリアコンサルタントの資格取得)があるので、わくわくだ。

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