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自己矯正記24 「今、何をすべきか分からない人へ」

とある介護事業所で責任者をしながら来月からの激務が不安な男、ryuです。
人不足ではなく事務処理の多さです。

先日友人と話していた時、「仕事を辞めようと思ってるけど、辞めた後の目標がなくて」と悩みを吐露していました。
そこで一丁前に話したことを書かせていただきます。

「目標は二の次」

よく何かを始めるときに「〇〇を目標に頑張る!」といいますが、私はこれをあまりお勧めしません。
正確に言えばそれをする前にすべきことがあり、それをする前に目標を決めるべきではないと考えます。

勘違いしやすいのですが、目標とは一つの「手段」にすぎません。
例えば「1ヶ月筋トレして3キロ痩せる」という目標を作ったとして、途中で筋トレに行けなくなった時は目標を「1ヶ月食事制限をして3キロ痩せる」に変えてもいいわけです。

つまり目標だけを先に決めてしまうと途中からいくらでも変更が効くため、行動指針が定かではなくブレてしまいがちです。

まず決めるべきは「目的」です。
「3キロ痩せる」という目的であれば手段は問わずとにかく痩せることに注力できる。
目的とは正に「迷わないためのコンパス」となります。

「目的と目標の明確な違い」

先ほども書いた通りではありますが、ハッキリと言葉にして違いを認識していきたい。

目的とは「目指すべき指針や方向性」
目標とは「目的達成のための一手段」
ここをしっかり認識しておかなければ、目標の時点で迷いが生じたときにどうすべきかがわからなくなります。
そのため文脈としては「〇〇(目的)するために〇〇(目標)する」と使うようになります。

アニメ コードギアスでもこんなセリフがあります。
「戦局を左右するのは戦術ではなく戦略だ」
戦術単位で負けても戦略単位で勝てば良いだけということ。
これは単位として戦術(目標)が戦略(目的)より小さいことを表し、目標を達成することよりも目的を達成することの方が重要であると示しています。

「どこを目指すのか」

しかし目標は簡単に決まるものなのに、意外と目的を決めるというのは難しいもの。
そうであっても目的のない目標などただの「やってるアピール」に過ぎません。

私自身を例に挙げます。
私はグループホームや介護従事者のためのつながりを作るために活動することを決めました。
理由は「介護業界が優しくなかったから」です。

そのため目的は「協力と支え合いの関係を作ること」です。

当面の目標はそのプラットフォームとなる「オンライン空室管理サイト」の運用です。

様々な事業やイベントに取り組み、その一つ一つの達成が目標であり、その多くの積み重ねが目的の達成につながります。

これで分かったと思いますが、目標とは思っているよりも小さい単位のものです。
そこに全力を尽くすのはとても素晴らしい姿勢ですが、そこで完全燃焼するのは間違いなので、必ずその先にある目的を視界に入れながら活動するようにしましょう。

「迷ってるあなたに」

最後にまとめとして迷っている方に明確な言葉でお伝えいたします。
「自分のコンパスを見つけましょう。そして自分のコンパスに従って頑張るあなたの行動に間違いなんてありません。」

※ちなみに西野亮廣さんの著書にも似た言葉が沢山あります!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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