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自己矯正記19 「つながりを作る」
とある介護事業所の責任者をしながらこの後プペル副音声第二弾に行く男、ryuです。
信者、って言われるけど気にしません。
大好きなアーティストを追いかけるのと同じことを、西野さんにしただけで宗教扱いする方が変なので。
「北海道胆振東部地震の時」
介護サービスに従事する人が優しいなんて幻想です。
中には真逆で見下して支配することで楽な介護をする人も相当数います。
管理者という立場の人間もそれは同じで、職員を侮蔑したり自分勝手な介護観を持っていたり偉そうにして楽をする人も確実にいます。
以前、被災したことで施設が倒壊し大変な思いをしていたグループホームがありました。
おそらく被害額は何千万円という甚大なものだったでしょう。
その後、区ごとの会費から5,000円ずつ集めて寄付することになりました。
その時私と師匠(勝手にそう呼んでます)が「なぜこんなに事業所があるのに協力して助けないのか」「250ある事業所が力を合わせて50,000円ってバカにしてるとしか思えない」と思い、募金を募りました。
私が発起人となり所属している区内の事業所に協力依頼を出し、その流れで市の会にも発議させて戴きました。
10ある区の代表たちにその話をした時、半数は「やりましょう!そっちでどうやったのか教えてください!」と前向きな返答でした。
しかし残り半数は
「持ち帰って検討しなきゃいけない。」
「区ごとに見舞金を出すことになってるからそれでいいのではないか?」
「そこまでする必要があるか?」
「大した金額が集まらなかったら余計にバツが悪い」
と耳を疑うような否定的な言葉でした。
また、所属する区の事業所の一部からも似たような反応がありました。
私は本当に失望しました。
同じ介護サービスを提供する仲間である人たちが辛い目にあっているのに、まず「やらない理由」を探し始めたのです。
金額の大きさが大切なのではなくて、「私たちが協力するから大丈夫!」という安心感をあげたかった。
これからの経営のことや利用者さんの家族の不安を和らげられたら、とそれだけ。
最終的には全区で実施されたと思いますが、各区ごとに集まり次第直接渡しに行くことになったため詳細は不明です。
ちなみに私が一番最初にお届けしたのですが、実情は本当に大変なもので職員の給料も不安といった状態でした。
心身ともに疲弊した管理者さんからは
「本当に今はお金に困っており、こんなことしてもらって有難いとしか言いようがない。」
と協力してくれた人に対する深い感謝の言葉をいただけました。
「繋がりを作る!」
この件をキッカケに私の中で一つの明確な目標ができました。
「必ず介護事業所同士が繋がれるシステムを作る!」と。
その先駆けとして「オンライン空室管理システム」を作成しており、4月に公開予定となっています。
現在、「紹介・仲介」といった商売として空室を案内するサービスはありますが、無料公開されていて鮮度の高い情報が手に入るサービスはありません。
未だにグループホームの空室を探すときは手当たり次第電話をするという旧時代的な方法が主流であり、このサービスの需要はメチャクチャ高いです。(電話問い合わせのたびに聞いて回ってます。)
そしてこのサービスを入り口に集客できれば、他職種連携が可能なプラットフォームを作ることが次の段階。
最終的には同業者コミュニティ型オンラインサロンなんかに発展できたら最高です。
収益化を図り小遣い程度の収入と介護人材育成などの資金として回せたら超絶最高です。
これから介護業界は大変です。
団塊世代が高齢者の部類に加わり介護を求める人が増えます。
加えて上がらない賃金、若手不足・ベテランの引退による人員不足、見合わない介護報酬など。
一枚岩じゃなくても大きな繋がりで協力し合わなければ、大きな法人に吸収合併されてサービスが画一化しかねません。
まず先5年はここに尽力します。
この記事を見ている人の中に共感できる方がいればぜひコメントください。
ありがとうございました。
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