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殻を破れ!VUCA時代の思考法

「GO OUT (ゴーアウト) 飛び出す人だけが成功する時代」を読みました。

VUCA(Volatility=変動性・Uncertainty=不確実性・Complexity=複雑性・Ambiguity=曖昧性)の時代においてイノベーションを起こそうとするには、従来の認知の範囲から脱して新しい知見に触れる必要があると言われています。

日本でよく話題にでてくる、ガラパゴス化のようなことに繋がります。

経営コンサルタントで経営共創基盤のCEOを務める冨山和彦さんが、「高度成長の実現で大量生産型のビジネスモデルがうまくいってしまったため、ずっとそこにいることが安全で、外に出ることが危ないと思ってしまった。そのため、結局は出られないまま終わってしまった」とおっしゃられています。

その通りだなと思います。と、立場や背景の違いかなと思います。
株をほとんど持っていない大きな会社の社長ほど、短期で結果を出して報酬を得るしくみになっていると思います。
外資系の社長や取締役などはそのイメージがあり、別の企業に移って報酬を上げるしくみです。

日本では社長でも莫大な給料はもらえませんが、結局大株主でもない雇われた社長はミスなく短期の結果に走らざるを得ません。
そうなると冒険は難しいですし、長期のプランは無くはありませんが、結果がでるころには居ないのでそこそこになりがちだと思います。

私たち一般人のレベルだと全員横並びで進歩がないと置いて行かれることになるので、やはり殻を破って外に飛び出さないといけないというイメージです。

ただやみくもに飛び出しても結果を出しにくい、結果出ても再現性が無いといくことなどを気にするか、まずは飛び出すことに意義があるかなど悩ましいところではあると思います。

ただ悩んでいるだけでは進歩が無いので、飛び出す必要があるというところは共感します。

私は人生のゲームをリセットして、再プレイを始めているところなので、これが飛び出すに値するかどうかわかりませんが、意識していこうと思います。

2024/8/21現在 Kindle Unlimitedの対象本です。


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