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-海外旅行の必需品だった地球の歩き方 VOL.7-

 スイスに向かう前に経由地である商業都市Milano(ミラノ)に立ち寄った。アパレルの仕事をしているのでここは外せない。

V.E

 ショッピングアーケード“ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世”を散策 
建物が凄く素敵でお店よりもそちらばかり見ていた。ここでとても素敵な人とすれ違ったのだけど、一応確認の為二度見した それは、サッカー選手のレオこと「レオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ」サッカー好きなら分かるであろう元ブラジル代表で鹿島アントラーズにも在籍していた選手。ミーちゃん、ハーちゃんなので追いかけようとしたが家族と一緒だったので諦めた。
相変わらずハンサムさんだったな~

ドゥーモ

 アーケードを抜けて明るく視界が広がった先にあったのが“ミラノ大聖堂”これは圧巻でした。ゴシック様式で建てられた大聖堂は美しく見とれる建造物でしたね
その後、ナポレオーネ通りの脇にあった噴水広場で休憩していたら、トレンチコートをなびかせて自転車に乗った青年が“チャオ”っと言って通り過ぎて行った。私は、誰に言っているの?とキョロキョロしたが周囲には誰も居なくて“私?”ってなって、愛想笑いだけ返しておいた。ほんとにラテン系の人って明るくていいわ~ ま、見境が無いのはどうかと思うけど。。。

 で、気分を良くした私はセレブ御用達のナポレオーネ通りのブランド店を外から眺めて楽しんでいた。すると鉄の門扉が現れその奥にはお店が “mila schon” (ミラ・ショーン)のショップだった。買うわけもないし、入る気もなかったんだけど門扉から覗いていたら ”あなた、どなた? そんないで立ちで“ みたいな感じで店内から睨まれてすごすごと退散。とても悔しくて数年後絶対リベンジしてやると心に決めた。今でも覚えているエピソードの一つ。
あれからうん十年経つがイタリアに行っていないので何もしていない。しかし、このブランドはフェンディの傘下になり縮小しているのでもういいかなと思っている

スフォルチェスコ城

 未だ時間があったので“スフォルチェスコ城”へ 芝生が綺麗でベンチに座って、何だよあの販売員は!と思い出してメラメラしていたらドイツから出張で来ていたキャリアウーマンが話しかけてきた。彼女も出張に関してイライラしていたようでお互い大変ねみたいな感じで(私はプライベートなのだが)盛り上がった。その後数年やり取りを続けたが今は音信不通になってしまった。元気にしているかな・・・

 駅に向かう途中小さいテーラー(紳士服)工房があり思わず足を止めて中の様子を伺っていた。リズムよく作業をしている職人さん達に見とれていると手招きされた。中に入ると仕事の邪魔になるし、汚しちゃうかもしれないからお辞儀だけしてその場から離れた。ものつくりが好きな私は職人さんとか尊敬するし、居なくなって欲しくないと強く思う。アトリエの方たちとても恰好が良かったのよ~20代から60代ぐらいのナイスイタリアーノでした。
列車の時間になったのでミラノ(ポルタガリバルディ)駅へ
この旅では列車移動していたので、地球の歩き方+トーマス・クックを帯同させていた。

今から思うとよくやったなと我ながら感心した。自分で調べて切符を買って間違うことなく乗って目的地に着いていたのだから。
この後私はハイジが待つスイスへ行くのでした。
続く。。。

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