見出し画像

Domoで作ったデータをGoogleスプレッドシートに自動連携したい!

本ブログでは、Domo(ドーモ)のETLを利用し、Domo内の一部のデータを外部サービスである"Googleスプレッドシート"に自動で吐き出す方法をご紹介します。

noteでは現場で困った、お客さんに喜ばれたあんなことこんなことを紹介している、ドーモ株式会社にてテクニカルソリューションマネージャーを担当しているMatz(マッツ)です。
※インタビュー記事>>https://note.com/domo_official/n/nee937bde58be

画像4
Matz

DomoのETL(データ加工ツール)で作成したデータを外部サービスに連携したい、という要望はよくいただきます。Domoでは簡単に外部サービスにデータを連携することができるので、ただのBIツールではなく、プラットフォームとしてのDomoを感じていただけるかなと思います。

1. DomoとGoogleスプレッドシートを連携させる想定利用イメージ

例えばマーケティング施策を実施する際に、セグメントを定義してターゲットのユーザーを絞り込みます。そして、絞り込んだユーザーに対して、各種の施策を実施します。施策は検索広告、ディスプレイ広告から郵送や電話での対応など様々なものが考えられます。

今回は、ID-POSのデータから特定の属性と金額によって、ターゲットユーザーを絞り込みGoogle スプレッドシートに書き出します。Google スプレッドシートを各部門やシステムと連携すれば、自動的に各種のマーケティング施策が実施できることを想定しています。

DomoでのPOSデータ活用

2. Domo実装例

ID-POSのデータと会員属性を結合して、購入金額が5000円より少ない20代・女性をターゲット会員とします。

●データ例
ID-POSと会員属性の2つのデータがあります。

< ID-POS(例)>

画像2


< 会員属性(例)>

画像3

3. Domo Dataflow 実装例

Domoでは、データの結合・フィルタ・外部への出力まで、1つのDataflowで実装が完結します。

■ 結合:結合するキーを指定するだけで簡単にデータを1つに結合できます。

DomoでのETL_結合

■ フィルタ:対象となる条件でフィルタができます。

DomoでのETL_出力

■ 外部への出力:絞り込んだデータをGoogleスプレッドシートに出力できます。

DomoでのETL_出力


以下のようにGoogleスプレッドシートに出力されます。

DomoでのETL_スプレッドシート

4. まとめ

Domoで作成したデータを外部サービスであるGoogleスプレッドシートに連携する方法をご紹介させていただきました。

実装例では、データの加工分をシンプルに掲載しました。外部連携用のデータ以外にフィルタ前のデータをDomo内に出力させて分析することも当然できます。また、マーケティング施策の結果もDomoに取り込み、施策の結果からセグメントのフィルタ条件を自動、もしくは目視して変更するなんてことも考えられますね(MAツール?)。

あなたのアイデア次第で、Domoの使い方は無限大です。『外部』連携で快適なDomo Lifeをお過ごしください!

※Domoユーザーに役立つ記事を書いています。ぜひ下記もチェックしてみてください!

=====

Domoはいつでも30日間無料でお試しいただけます。