私のZwift小屋 My Pain Cave その7
スライド丸鋸
フローリングの話に行く前に、そもそもこういったヘビーなDIYをする上で欠かせないものとなった「スライド丸鋸」について触れておきたい。2x4材を大量に切り出すときに今では欠かせなくなった強力な工具だ。
前の小屋を作っているときに、最初しばらくは丸ノコで頑張っていたが、そのうちにこれはやってられんと思ってついに買ったのがマキタのスライド丸鋸。当時はさすがに大袈裟かと思ってスライド幅180ミリの機種にとどめたが、それでも2x4がまるでカステラのようにサクサクと切れることに感動した。
その後家のリフォームとかウッドデッキ制作で使い倒した後、しばらく片付け場所がなくてデッキの上にシート被せて置いておいたところ、いざZwift小屋を作り始めたときに動かなくなっていた。えっそんな・・・ブラシをチェックしたり、分解してスイッチや回路を確認しても全く問題ない。どうもブラックボックス化してるコントローラーがイカれたようだった。
そこでやむを得ず買い替えを検討したとき、以前と違って中古工具屋があちこちにあることに気づいた。早速見に行ったところレーザーが死んでるという理由でお安くなっているスライド幅300ミリの機種があったので即買い。買って来てよくよく清掃したら単にレンズ部に木屑が詰まってただけで、レーザーは生きていた。ラッキー・・・
ということで今回から「フローリングを定尺に切るのも楽勝」という、さらに最強の状態になった。
フローリング
フローリング貼りは、もう散々やってきた。最初に買った家では絨毯敷きの部屋を14畳分くらい、次に買った家でもあちこち20畳分くらい、その後借りて住んだ親の実家でも14畳分くらいやっている。今思えばどれも酷い施工だったが、経験値だけは稼いでいる。
そんなこともあって「余っているフローリング」が余裕で足りたので今回はそれを使う。今回はたった3畳(しかも内ノリはもっと小さい)なので割と気が楽。
本来はフローリング専用釘を打つものだが、面倒臭いのでスリムビスを電ドラでバスバス打ってしまう。ちょっとサネが崩れたりするけど、まぁどうにかなる。
この時、作業に没頭していたらフローリングの色が一枚めちゃくちゃずれてることに全く気づかず、あとで写真を見て愕然とする結果になった。しかしまぁローラーと自転車を置いたらあんまり気にならないだろうと、気にしないことにした。
巾木と周り縁
以前の小屋では内装に着手できなかったが、その後いろんな家を渡り歩いてそれなりに勉強した。その際にやはり「部屋の部屋っぽい感じ」というのは周り縁と巾木によるものだ、ということがわかったので、今回はきちんと取付けておくことにした。
巾木と周り縁の施工も、スライド丸鋸の45度切りのおかげで瞬時に完了した。もうほとんど「普通の部屋」の印象になってきて、これは楽しい。
窓枠
あとは窓枠の施工。まだ開口部に窓部材をはめ込んだだけで、壁との見切りが段差になっているからそこを綺麗に仕上げないといけない。窓枠用の部材も売ってはいるが、サイズ的に2x4でもどうにかなりそうだったので自作することにした。
実際には窓部材と干渉するところを薄く全周切り欠かないといけなかったりして
結構手間がかかったが、なんとかうまくはめ込むことができた。これもスライド丸鋸の45度切りのおかげ。一旦組み付けて確認したあと、外して塗装する。
ドア枠とドア
ドアを取り付けるところも周囲に枠を入れる。ここは1x6で同様に。塗装は外側にも出るのでドアと同じキシラデコールで。
そしてドアの取り付け。これも何度かやってきたが、自作の重たいドアなのでいわゆる「チリ合わせ」がなかなか大変。
で「ドア、こんなんなりました〜」という写真がない。なんで撮らなかったのかよくわからない(笑)が、どうも当時「早くこん中でZwift再開したい」と思っていたようで・・・
エアコン他
しかしまだ最重要機材のエアコン(正確には、ただのクーラー)がついてない。これは前の家で長女の部屋に使っていたが引っ越して要らなくなった窓用エアコンを有効活用するため、きっちりの穴を開けておいたのだ。
秘密基地
あとはこのために買った50インチの大画面テレビ(なんと5万円しなかった!)を置けば、子供の頃から追い求めていたわが「秘密基地」の完成である。この日を迎えるまで50年くらいかかった・・・
うーん控えめに言って最高。苦労した甲斐があった・・・この日からかなりの高頻度でZwiftにログインするようになった。しかし、実際にのめり込むのは後述するスマートローラーの導入、そしてJETTに加入してからである。
そして、もっと大事なのは「まだ外壁ができていない」ことだった。
つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?