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トレッドミル狂想曲・その4
着工
善は急げ。ヒルクラ・インターバルライドでToast/Burntして涙に暮れた直後、驚異的な速さで立ち直った私は速攻でホームセンターへ繰り出し、資材の買い出しに向かった。まずは防音の要、床の強化である。
前記事で書いたように、防音のキモは「重さ」である。これは単純に音とは物体の振動により発生する空気の粗密波であるから、その物体が重ければ重いほど振動しづらくなる=音が伝わりにくくなる、という物理法則によるものだ。
現状の床は2x4の根太にスタイロと針葉樹合板とフローリングを貼っただけのもので、極端な話ドラムヘッドのような状態になって床下に盛大に振動が漏れていたわけだ。これを制する「重石」に、コンクリートブロック(4センチ厚)を大量に敷くことにした。
床強化
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しかし、床の強度にも自信がなかったのでどの程度の枚数敷くかは迷いに迷った。結局24枚をある程度隙間を開けて並べ、重量を全体に分散させることにした。隙間にはスタイロを詰める(後で知ったがスタイロは防音にはあまり役に立たないらしい)。
着工するには、当然今置いてあるものを全部撤去しないといけないのだが・・・
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総重量100キロ超のトレッドミルを移動するのは不可能だった。ということは、工期中ずっとこのトレッドミルを置いたまま施工しないといけない・・・ということ!!(どうするんだい?)
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撤去〜4層施工
悶絶しながらなんとかトレッドミルの下に敷いていた合板やマットなどを撤去した。少しずつ場所をずらして、気合い一発で半分持ち上げて除けるような作業。この先が思いやられる。
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そこから床全面に防振マットを敷く。まず3分の2まで敷いて、先にその上まで施工を進める。
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と、こんな感じでまずは基本的な床の構造強化ができた。写真だけみると単に並べて積んだだけだが、「フンッ!!」「ハアーッ」などと奇声を発しながらトレッドミルをジリジリと移動させる工程を何度も挟んでいるのでめちゃくちゃ苦労している。
さらに防音層
ここからさらに万全を期すため、防音層を追加する。専門業者に発注して本格的な防音工事に使用される高密度グラスウールの防音材を購入した。
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床施工一旦完了
こんな感じでまたトレッドミルを移動しては施工、また移動しては施工を繰り返し、どうにか床施工の第一段階まではできた。
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ここから床は一旦おいといて、次は壁の施工にはいる。でも最大の難関と思われた床がどうにかなったのですこし気が楽になった。とはいえ、壁も石膏ボード2枚ばりする予定だからまだまだ先は長い。この時点で11月末頃だった。
つづく
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