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イースター、プール、そして、おばあちゃんたち

22.04.2019

Ostern, Schwimmbad und Omas
イースター、プール、そして、おばあちゃんたち

先週持ち帰った仕事は、わたしの予想どおり4連休の前半はその存在を無視し、ほぼ手つかずのまま最終日を迎えてしまった。わたしの仕事は決まったサイクルのなかで動くので、次の誌面の発行日までに祝日が3日(イースターとメーデー)もあるなんて、本当にありがた迷惑である。とは言うものの、動物園や友人宅へ行き、家でのんびり映画を観たり、実家の父やアメリカに留学中の親友と電話したり、とてもリラックスできた。まあ、どうせまた明日から仕事のことで頭がいっぱいになるのでしょうけれど。

最近、肩や腰を痛めたり、とても疲れやすいので、30歳を目前に「運動せねば! 運動しなきゃ!」と毎日のように頭の中で自分に警告している。いったんスイッチが入るとしばらくがんばれるタイプだが、運動は続いた試しがない。もういいかげん、何かひとつのことを継続することはあきらめて、そのときの気分でやりたいことをやろうという方針に変えた。というわけで、イースター休暇最終日は徒歩5分のプールへ。泳ぎはじめは身体が重かったけれど、しばらくすると軽く感じるようになり、全身がほぐれたことがわかる。あまりに久しぶりだったので、30分ほど泳いできょうは終了。そして、プールサイドへ向かおうとした途中、バレーボールをするおばあちゃん2人組と目が合った。ニコッとして「あなたも一緒にやる?」と声をかけてくれたので、「あら、じゃあぜひ」と彼女たちとしばらくあそんだ。ボールを打ち合いながら「ここへはよく来るんですか?」と聞くと、片方のおばあちゃんが「毎週月曜にね。あなたも60歳以上なら、月曜のコースに参加できるわよ」と笑う。お昼どきでお腹を空かせたわたし、「いいイースターをね」とお互いに別れを告げ、ビーチサンダルをパタパタ言わせながら帰宅した。

memo:ここのプールには、サウナがついているのだけど別料金。ドイツでは男女混浴で真っ裸でサウナに入ると聞いているので、まずはレディースデーにでも行ってみようかしら。

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