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どめすの読書記録

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2023年12月の記事一覧

【読書記録#6】『厨房の哲学者』

朝の情報番組、「羽鳥慎一モーニングショー」で紹介されていたので購入。 著者の脇屋友詞さんが、中学生からお父さんに命じられた形で中華料理店で働くことになり、そこから中華料理の道を究めるという内容のエッセイ。 多くの人は、自分の夢や職業について、なりたいと思ったものを志していく。実際なれるかどうかはさておき、自分の意志でなりたいものまでの道筋を決めていく。だから若いうちはどんなものにでもなれる、そんなことを考えてしまう。 しかし脇屋さんは違った。易学者(簡単に言うと占い師みた

【読書記録#5】『嫌われる勇気』

やはり嫌われるのは怖いどめすです。 発売当初手に入れていたものの積読になってしまっていたので、どんなものか読んでみることに。 本書は悩める青年とアドラー心理学を研究している哲人との対話形式で進んでいく。「アドラー心理学」の入門書として、身近なこととしてとらえやすい構成となっている。 自分が幸福に生きるにはどのような考え方、世界観を持つ必要があるのか。本書では自らが属するコミュニティに対する「貢献感」が重要になるとのこと。自分が所属する他の人のために何ができるか。そういう

【読書記録#4】『カメラマンになっていきなり月収を100万円にする方法』

月収を上げたいどめすです。 自分自身写真が趣味なので、それを独立して仕事としている人はどのようなことをやっているのか気になったので、キャッチーなタイトルなこの書籍をチョイスして読んでみることに。 やはり「いきなり月収100万円」ということはなく、下準備をしてから徐々に徐々に100万円に近づけていく。カメラだけで生計を立てるのは安定しなさそうな印象を得たので、自分自身できることを増やしていく必要がある。カメラに関連性が高いものといえばレタッチの部分で、写真だけでなく動画撮影

ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』【読書記録#3】

通勤中に涙したどめすです。 読んだことがなかった名著『アルジャーノンに花束を』を読み終えた。 世界観にまんまと引き込まれ、ページをめくる手が止まらなかった。通勤中でなければ1日中読んでいたかもしれない作品。 タイトルは聞いたことがあったが、どんな話かまったく知らなかった。投稿主がよく聞くバンドのヨルシカが「アルジャーノン」という曲を出していたのも後押しとなり購入。 本作品は32歳でありながら、6歳程度の知能指数であるチャーリィ・ゴードンという男性が主人公となっている。養