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就職活動が嫌いなわけ。

ここ数日間、本当に辛くなってきたので、
洗いざらしまとめてみようと思う。

①自信が持てない


転職回数が多いだとかはもちろん、私は仕事に就ける自身が消えている。
そんなこと正直どうでもいいのだけれど、就職活動で一番辛いのは「自己の売り出し」なのだが、私には「売り」がないというか、自分の長所や「売り」の部分をへし折る考えをするようなトレーニングをされてきた過去がある。そのためか「自己PRを」と言われても、そんなことを考えると吐き気とフラッシュバックが絶えなくなる。

元々自己肯定感を削り取られるような環境で育った。両親の育て方も下手だったというのもあるし(謙虚と自己否定をゴッチャにするタイプ)、同時に私は恐怖政治で治められているような学校で思春期を過ごした。教師たちは自分達の評価ばかり気にして、生徒達を丸め込むような人たちばかりだったと今でも思う。

考え方の癖だと思う。もちろん過去のことなので治療はいくらでもできると思っている。そう思わないと生きていけない部分もあるし、ここまで生きていたので何とかなるとは思って入るけれど、こういう「過去を振り返る作業」が必要になってくると、どうしてもこの自分の心の傷をえぐらないといけない作業をしなければならないので、精神的に辛くなってくる。
「甘えだ」と人は簡単にいうけれど、そうやって苦しんでいる人を責めるようなことをする権利は他人にはないと思う。

②自分の本当の姿が出せない場所


スーツを着用したり、実のところシナリオが定められているような面接は私には向かないと思っている。
私が実のところ就活が嫌いなのは、「自分らしさを出すのがいい」と言われながらも、実際は面接官や事業主にへつらう時間があまりにも苦しい。

実際に動いて自分の仕事の仕方を見てもらえたりすればいいけれどと思いつつ、派遣の顔合わせですら落とされた経験もあるので、紹介予定派遣ですら採用されないのではという不安の方が大きい。

③人の建前と本音の恐怖

採用時には調子のいいこと言われるけれど、実際現場に入ると何もしない、
これは割とどこの仕事場どころか、学校でも起きたことなので、
私は最初から疑ってしまう。
よくないとは思うけれど、逆を言えばそんな人たちしかいなかったので、
私が「変わらなければならない」と強要されることに疑問しかない。

私はパワハラで仕事を2回ほど辞めているので、どうしても「この人たち信頼できるんだろうか…」という目で見てしまう。これだけハラスメントが大きな問題になっているのだから、企業側もそんな求職者のことをもっと考慮するべきだと思っている。

④古傷を抉られている気持ちになる

精神的にグッタリする。本当、過去のトラウマやら何からが全部フラッシュバックするような時期だなと思う。私だって「就活はこれで最後にしたい」と毎度思っているけれど、企業は結構ブラックボックスなので最初から諦めている部分もある。ついでに言うと「ここで定年まで働く」というようなプレッシャーを思うと先が思いやられてどんどん気持ちが削れていく。

⑤幸せになれないね、と過去が言ってくる気分

…という、心を抉る作業ばかりなので、それこそ就職活動が辛い。こんな辛い作業までして仕事を探すだなんて、なんだか本末転倒な気がしてならない。過去から「お前死ね」と言われているようで不愉快過ぎてたまらない。逆に過去にうまくいった仕事場や、就活を考えないでいい「普段の自分」を振り返ると、あまり上下関係や人間関係を気にしないでいい環境があったりすること、自発的に色々動けること、そんな自分だからこなせることが割と多かったからだと思っている。企業への帰属意識ではなくて、自分も、関わっている人もどう気持ちよくできるか、また酷いことをされたらちゃんと聞いてもらえるかどうかという環境が整っていること。
「悪いことをされた」らその人のした「事柄」をなるべく見るようにはしているけれど、結構これをすると「お前はどうなんだ」と論点ずらしをされるような日本では、私の考え方はなかなか通用しないことの方が多いことも痛感している。
結局、人を蹴飛ばして自分を可愛がっている人が多いなと言う印象。
私からすれば、「そんな自分に自信も持てなくて、人の足を引っ張っている人間たちと一緒に過ごしたくないんです」という気持ちになってくる。

「死ね」というのは人から言われていたことで、あれはやっかみなのだろうと思う。ただそれが「その人の醜い言動や態度」ではなく、「私」という人間のせいにすり替えられてきた時間があまりにも長過ぎて、私がこんなに苦しんでいるのが悲しすぎる。自信の持てない人たちは、人を蹴飛ばして自己肯定をしていき、また次のターゲットを狙う。そんな人ばかりが活躍する社会の中で、私のように自己肯定感を失っていく人がどんどん死んでいくのは、自然の成り行きだと思っている。

⑥闇の中


当分はこの苦しい期間を過ごさなきゃならないのかと思うと疲れてくる。就活を数日間やめるだけでだいぶ楽になると思うけれど、収入がないと部屋の更新代金という問題も孕んでくるので、気がつけばいちいち求人情報をみている自分が嫌になってくる。

そうか、このスパイラルも辛いのかと思う。インターネット上で簡単に応募できるのは、良い側面もあれば、悪い側面としては「ちょっと今はしんどいから断ち切ろう」ということがうまくできないことだ。ハローワークに行ったり、求人情報誌でしか求人情報がみられなかったころは、もしかしたら気分転換がしやすかったのかもしれない。

死んでしまった方がラクだという考えが結構普通に過ってしまうので、軽い鬱症状になってきたのかもしれない。私は自分でそれが認識できる人間なので軽く救われているとは思うけれど、一時的に逃避して仕事が見つかるわけでもないこの現実を、どう生き抜いていけばいいのかと、当分は闇の中にいなければいけないと諦めている。

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