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まったりM&A現場閑話★Teaser Part.2

Teaserは匿名資料ですが、買い手に興味を示してもらわなければ意味ないです。
なので、身バレしない範囲で自社の強み・魅力を積極的にアピールするよう、絶妙のバランスをもって作られます。

では、私が勝手に作ってみた参考例をご覧ください。

PJ:Malus

事業概要
 ✔コンシューマ向けIT製品・サービス事業を展開
 ✔スマートフォン・タブレットをはじめ、PC・スマートウォッチも
  手掛けるグローバルリーダー
 ✔サービス事業は、独自プラットフォームによる音楽やTV、
  ゲーム配信やクラウドサービスを展開
 (本番資料では、写真や図でグラフィカルに🎵)

財務ハイライト(単位はBillion USD、つまり10億ドル!)
 ✔直近3年の売り上げは約270B、370B、380B USD
 ✔営業利益も約70B、110B、120B USDと高い成長率
 (シンプルな棒グラフで美しく♪)

投資ハイライト
 ✔~100%の株式譲渡 (←作り話です)

……こんな感じです。

大体、投資銀行や会計事務所(FAS)から紹介され送られます。

これを受け取ったら、まずは、
『どこの会社?』
とネットで調べまくります。

もちろん、ほとんどの場合非上場会社なので探れないこともありますが、意外と「ここじゃね?」と分かることも多いんですよ♪

ではここでクイズです。
上記の参考例は、一体どこの上場企業をイメージしたTeaserでしょう?
バレバレだと思いますが💦

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