星月イルカ的、漫画の描き方
こんにちわ、星月イルカです。
今回は漫画の描き方について、記事にしていきます。
とはいえ、、、私が描いたのはまだ一作。そんな自分が偉そうに記事を書いていいのか?という思いはありますが
より良い作品を作るため
今の自分がどんなプロセスで漫画を描いているのかを振り返る機会になるかなと思って筆を取りました。いわゆる自己分析です。
ただ、少しでもこれから物語や漫画を描こうと思っている方の参考になれば嬉しいです。
コンセプト、テーマ決め
私の場合、ここから始まります。
生活をしていく中で思いついたこと、気づいたことを膨らませて、一つのテーマにしていきます。
例
気づき:帰り道に咲いてる花を見ると癒やされる
連想:もしかすると幸せって、こういう小さなものかも?
→小さな幸せに気づく話を描こう!
という感じに、伝えたいこと、大事にしたいことが一番最初にあって、それに肉付けしていく感じですね。
ほぼ頭の中で考えますが、きっちり決めようとすると中々難しいもの。
なので最後は思ったことをキーワードだけでも紙に書いて、思考を整理して決定します。
A4無地のルーズリーフとペンはテーマ決めのオトモですね(これがないと結構慌てます)。
大体の筋書き、キャラクター設定
テーマが決まった所で、どんな話にしていくか、どんなキャラクターを登場させるかを決めていきます。
ただ私の場合、テーマを考えている途中でワンシーンだけイメージが浮かんでいるので、実際はテーマ決めと同時進行しています笑。
そのワンシーンを元に、主人公やヒロイン、大体の展開を考えていきます。
平凡な男の子と不思議な女の子がしゃがんだりして何かを探しているイメージ
↓
男の子が女の子と出会って、小さな幸せに気づく話にしようかな
↓
男の子は一般人的な感じで
女の子は宇宙人とか妖精とか、ファンタジーな感じにしよう
という具合です。
キャラクターデザイン
キャラクターの中身が少し詰まってきたらどんな見た目にするかを決めていきます。
ひとまずイメージのままに描き出してみて、納得いかなければ次のデザインを描いてみる、の繰り返し。
納得いかなかったポイントがどこだったのかを言語化して、どんどんイメージを具体的にして決定します。
デザインが決まってくると必然と中身も詰まってくるのが不思議ポイントです。
プロット、下書き
筋書きも決まった、キャラクターもできてきた
さぁ実際に漫画で描いてみよう、の段階です。
コマ割り、台詞、演出を決めていくのですが、ここでキャラクターが予想外に動いたり、立ち止まったりします。
なのでせっかく描き始めたのに設定から修正する、なんて事態も起こりました。
下書きまで終わったら後はペン入れし、トーンを貼って色をつけて漫画自体は完成です。
タイトル決め
最後に書いてますが、正確には下書きしている間くらいに決まります。
先に決めちゃってもいいのですが、実際に物語が動かしてみないと、ぴったりなタイトルにならない、というのが個人的な見解です。
伝えたいテーマを元に、漫画の印象を想像できるようなタイトルを考えて決定していきました。
まとめ
全体的に、まずテーマ決め→ざっくりと物語をイメージ→細かいところ、必要な部分を詰めていく
という流れで描いていました。
振り返ってみると、シナリオを考える所に重点を置いてる感じですね。
このままのスタイルで作っていくのか、それとも変わっていくのか、、、他にも漫画を描いた後に、また漫画の描き方についてまとめてみたいと思います。
それではまた!
以下、私が描いた漫画です(マガジンに設定資料もあるので良かったらぜひ)
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