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サイエンスキャッスル研究費 ハイラブル賞 採択者決定!!

生物コミュニケーション大作戦 ~いきものみんなとお友達~ では、あらゆる生き物をコミュニケーションでつなぎ、互いを理解し共生できる世界を目指して、若手研究者・中高生の生物研究者とともに研究を推し進めています!スキやコメントなどお待ちしています!
運営:ハイラブル株式会社・株式会社フォーカスシステムズ・株式会社リバネス


サイエンスキャッスル研究費 「ハイラブル賞」は2021年12月から募集を始め、33組もの中高生研究者たちが申請をしてくれました。
申請してくださった方々、関係者の方々、ありがとうございました。

今回の募集テーマは「生物に関するあらゆる研究」
動物であれば種類を問わず、生態や生物間のコミュニケーションについて明らかにしようとするさまざまな研究テーマを募集しました。

33組の申請内容からは、生き物に対する探求心と研究に対する熱意が感じられ、非常にレベルの高い研究者がそろったという印象でした。

今回そんな中から採択となった、3組の中高生研究者をご紹介します!
(順不同)

東北学院中学校・高等学校 柴田明尚さん

題目
トンボの研究 〜羽化時における特異な関係性を解明する〜
研究概要
ヤゴが羽化する場所の特徴ついて研究を行う。3年間研究を続けた結果、羽化場所には集合性が見られることから、本研究では、羽化場所の表面の粗さや色をかえて実験を行い、眼、脚のどちらを頼りに羽化場所の選定をしているのか明らかにする。

昭和女子大学附属昭和高等学校 池田茉莉名さん

題目
猫が逃避する周波数の波長やリズム
研究概要
ロードキルの被害を減らすため、ネコが逃避する最適な周波数について研究を行う。今回、自宅で乾燥黒豆を床に落した際に飼い猫が逃げたことから、これまで研究してきた周波数依存性に加え、音の強さやリズムに着目してネコが逃避する効果的な音について研究を行うことに着想した。

浅野中学高等学校 藤吉康光さん

題目
森林生態系におけるキノコの役割と他の生物との関係
~キノコミュニケーション~
概要
校内にある山に生えているキノコの種類・季節変化を調べ、土壌動物にどのような影響を与えているか調査する。また、キノコの呼吸量・有機物分解量を調査し、森林生態系の炭素放出量と比較して、土壌などの環境へキノコが及ぼす影響の大きさを定量する。

今回採択となった3組の方々、おめでとうございます!
これからブリッジフェローの皆さんの力も借りながら、それぞれの研究をよりよいものにできるよう、一緒に頑張りましょう!

また、残念ながら今回採択見送りとなった申請者の方々へ、審査員よりフィードバックとメッセージを送らせていただきました。
皆様の今後の研究活動に、少しでもお役立ていただけるとうれしいです。

大作戦運営部会 柳楽、大島、小山
ブリッジフェロー 宮本、茨田、波々伯部
中高生研究者 柴田、池田、藤吉

(順不同・敬称略)

今後、この9名を中心に生物コミュニケーション分野研究の発展を目指し活動していきます!

執筆:フォーカスシステムズ 大島

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