見出し画像

指導されるわたしと指導するわたし~ブリッジフェロー宮本さんの活動紹介~

東北大学の宮本です!

ハイラブル社のブリッジフェローとして採用していただき半年ほど過ぎました。今回はブリッジフェローとして行っている高校生の研究支援についてお話しようと思います!

普段のわたしは修士課程の学生なので、研究方針について指導教員の先生にアドバイスをもらう「指導される立場」になります。研究についてのアドバイスの中には、具体的な実験手法についてから、今後の研究の展開についてまでとても様々なタイプのものが含まれます。

これらのアドバイスには、わたしが研究活動を進めやすくなるようにしつつわたしがしっかりと考えて研究を進められるようにサポートするものでもあり、これには長年研究指導をしてきた先生方の技術力を感じます。

ブリッジフェローとして高校生の研究活動を支援するときには、わたしは「指導する立場」になります。

高校生のサポートは、知らないことを教えてあげる先生のようなものではなく高校生が自ら考えて研究を進められるように、一緒に考えてあげることだと思っています。

そのため指導する上で一番意識をしていることは、わたしの力ではなく「高校生の力」でより良い研究計画を作りあげていくことです。
そのために、高校生のポテンシャルを上手く引き出せるよう頑張っております!普段から的確でわたしたちの力を引き出してくれるようなアドバイスを下さる先生方には頭が上がりません。

高校生の研究の指導を行うことには、様々なメリットもあります。

1つは高校生の研究活動をより良いものにしていく上で、私の研究活動の良かった点と悪かった点を振り返ることです。これは、今後の私の研究をより良いものにしていくことにつながります。

また、高校生の研究活動をじっくり見ていくと、研究を行う上での意外な工夫などを目にすることができ、「なるほど!」と思うことがしばしばあります。これには普段の研究生活では味わえない楽しさがあります。

以上のように、わたしはブリッジフェローに採択されたことを通して、普通の修士課程の学生では経験できない「指導する立場」を経験し、今まであまり考えることの無かったような様々なことへ思考を巡らすことが出来ております。

あと数か月の間、この機会を貴重なものと思い高校生への支援を続けていきたいと思います!

                    執筆:ブリッジフェロー 宮本

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?