生物コミュニケーション大作戦のプロジェクトメンバーに迫る!!〜ハイラブル 柳楽編〜
リバネスの小山です!
生物コミュニケーション大作戦~いきものみんなとお友達~ を運営するメンバーがどんな人か?どんなことを考えているのか?をみなさんに知っていただきたく、インタビュー形式の記事としてご紹介させていただくことにしました!
今回はハイラブルの柳楽さんの考えていることや得意なこと、研究したいことに迫っていきます…!
(インタビュワー:フォーカスシステムズ 大島さん)
たまご型レコーダーを育てるのがしごと
大島:お名前とお仕事を教えてください
柳楽:ハイラブルのシニアエンジニア、柳楽浩平(なぎらこうへい)です。主にWebアプリケーションの実装や、たまご型レコーダーを使った音環境分析の理論構築などをしています。
大島:たまご型レコーダーの開発をしていたんですよね!開発にあたって、苦労されたこととかってありますか?
柳楽:はい、レコーダーの機械自体を作ったわけではないのですが、レコーダーの機能を制御するソフトなどを開発しています。従来は、リアルタイム解析ができなかったんです。あのちっちゃいレコーダーの中でリアルタイムで分析処理をさせようと思うと、とにかく処理方法を工夫してやらないといけなくて。そこが一番大変でした。
大島:もともとリアルタイムで分析できなかったんですね!知りませんでした!
柳楽:そうなんです、リアルタイムで分析できるようになったのは、最近一番大きな進歩じゃないでしょうか。
大島:長い時間チームでいっぱい話し合いながらその機能開発に着想したんですか?
柳楽:社内メンバーとはもちろん、社外の人からも「こういう機能が欲しい」ってご相談いただいたりとか、いろんな人と建設的な議論をしながら作ってたって感じでしたね。
大島:なるほど…いろんな人からの声とかアイデアから商品を本当に作っちゃうってすごいですね。
プログラミングは学び続ける姿勢が大事
大島:子供の時から、機械イジりとかしてたんですか?
柳楽:そうですね、パソコンに触れるのは結構早かったかもしれないです。父親が結構パソコンとか好きで、小学校くらいから触ってはいたんで。
大島:ということはやはり、中高生の時から興味があって大学もパソコンに関わる道に進んだんですか?
柳楽:そうですね、テレビゲームとか、パソコンのゲームとか好きだったから、大学に入ってパソコンでゲーム作るサークルに入りました。
大島:え、どんなゲーム作ったんですか??
柳楽:簡単なブロック崩しとかのアイテム工夫して面白くしたものとか、ちゃんと活動期間の3年間で3,4本作りました。
大島:学生でプログラミングとか、すごいですね。
柳楽:サークル活動の延長で、競技プログラミングに没頭していたころもあります。数学の問題みたいに、お題で出された機能を表現できるプログラムを書くんです。友達と競ったり、学生コンテストに出たりしました。でも最近の学生さんはもっと強くて、就職活動で大会の結果やコンテストサイトのレーティングみたいなものの結果を使うことができるそうです。
大島:なるほど、でも学生より柳楽さんのほうがやっぱりプログラム書くのは強いのではないでしょうか…?
柳楽:僕のほうが!と言いたいところですけど(笑)最新の技術にキャッチアップするっていうのが、僕の業界では重要なので、常々意識して勉強しています。
人や動物の思いが伝わるコミュニケーションを大事にしたい
大島:ぜひ話を聞きたい研究とか、一緒に研究したい人のイメージってありますか?
柳楽:そういえば、こないだ行った動物園で聞こえてきた猿の鳴き声が「きゃー!」って金切り声みたいな変な鳴き声だったんです。音環境分析をやっているので、私生活でも音声には敏感に意識がいくのですが、猿がどうしてそんな鳴き声を出すのか、わからなくて。今聞きたい研究の話は、そういう動物の鳴き声の特徴とかわかる人ですかね。
大島:なるほど、人柄としてはどういう人と研究していきたいですか?
柳楽:僕は結構話を聞くのが好きなタイプなので、たくさん話せる人がいいです。知識だけではなく自分が思っていることを言ってくれる。この生物コミュニケーション大作戦でも、私たち自身がたくさんコミュニケーションをとって、一緒に面白いプロジェクトを作りたいなって思っています。
大島:いいですね、ぜひブリッジフェローや中高生研究者とたくさんコミュニケーションをとって、プロジェクトを生み出しましょう!
執筆:株式会社リバネス 小山