LIFE SHIFT ~100年時代の人生戦略~

こんにちは、青柳伊玖磨です。

今回は「LIFE SHIFT」の読書記録を書きたいと思います。

この本はとても有名で、本屋に平積みされているのをよく見かけます。

平均寿命が百年を超えるようになるこの時代、どう生き抜けばいいのか、どうすればこの長寿化の恩恵を最大化できるのか、について書かれています。今回はその中からいくつか取り上げたいと思います。


1. 無形資産の形成

私たちがこの長い人生を生産的で豊かな物にするためには、有形な物である金銭的資産だけではなく、無形資産の形成にも同じくらい力を入れるべきです。これは以下の三つに分けられます。

・生産性資産(スキル・知識、仲間、評判など)

・活力資産(健康、友人関係、パートナーとの関係など)

・変身資産(自分に対する理解、多様な人的ネットワーク、新しい経験に開かれた姿勢)

特に変身資産は、柔軟性を求められるマルチステージの人生において重要な資産です。


2.ライフステージの変化

昔までは通用していた、勉強→仕事→引退、という3ステージに分けた人生設計は現代には通用しません。100歳まで生きる時代では、70,80歳まで働かなければならないことが存分に考えられます。

そんな人生においては、人生のステージはいくつにも分けられ、マルチステージを経験することになります。

そのため、若い頃に勉強してスキルを身につけ障害そのスキルで食っていくということは非常に困難です。柔軟なスキルを人生の様々な場面(年齢を問わず)で習得する、新たな経験に飛び込む姿勢が必要になるのです。


3.新しいお金の考え方

有形の資産であるお金に対する考え方も変わってきます。自分の意志で管理する、セルフコントロールが必要です。

そのために自己効力感(自分なら出来る)と自己主体感(自ら取り組む)という姿勢が必要です。

金融リテラシーの欠如、現在バイアス・現状バイアスといった障害を突破しなければなりません(言葉足らずですいません、自分の読書記録として書いているので文章構成が雑になってます)


To Do

・金融リテラシーを身につける。そのためにそれ関係の本を読む

・無形資産の形成を意識する。余暇の時間もスキル形成などに使える有効な時間、という認識に改める。

・既存の人生観に振り回されない。新しいステージの幅を柔軟にする。そのために今新しい人生設計を行っている企業や人物をいろいろ見てみる。

まとめ

この本を読む前は、人生計画など考えず過ごしてきました。しかし、社会保障制度の崩壊や終身雇用の限界などが起こり、上の世代をお手本に決まったルートを歩める時代は終わりつつあります。この時代においては、我々が主体性を持って自分の人生の舵を取る必要があるのです。

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