【メタ読書】山口周氏のキャリア論『仕事選びのアートとサイエンス』
メタ読書とは、本から得た知識をマインドマップ形式で整理して「メタ化（＝俯瞰視）」する学習プロジェクト。
今回メタ化する一冊は、山口周 著『仕事選びのアートとサイエンス』です。
本書は、仕事観や価値観の再構築を促す読み応えのある一冊。最大の特徴は、自己啓発本の定番である「好き×得意=天職」という考え方を批判的に分析している点です。単に否定するのではなく、一歩踏み込んで思考していく姿勢は斬新です。
また、仕事至上主義を否定し、仕事と人生をバランスよくとらえる視点も示唆に富みます。転職の判断材料として、得るものだけでなく失うものも考えることを推奨しているのもポイント高いアドバイスといえます。
議論が散らかっている印象もありますが、それは読者に考える機会を提供するという意図があるように思われます。不確実な時代における仕事観の再構築について、多角的な視点を提供してくれる一冊です。
『仕事選びのアートとサイエンス』をメタ化してみた
この本をMindMeister（マインドマイスター）でマインドマップ形式で整理し、俯瞰できるようにしました。
▼画像をクリックすると拡大します。
▼『仕事選びのアートとサイエンス』はこちらでもくわしく解説しています。
＼メタ化するならマインドマップ／
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？