マガジンのカバー画像

読書ノート

52
読んでいる本、読んだ本、読みたい本についてつれづれ書いている日記のようなもの
運営しているクリエイター

#日記

読書ノート(2021/12/10)

「humankind」と「ストーンサークルの殺人」を読了した。どちらも刺激になり、良い読書体験だった。

「ストーンサークルの殺人」は「刑事ワシントン・ポー」シリーズとして続いていくようだ。継続して読んでいきたいと思う。

続いては新川帆立さん「元彼の遺言状」を読み進めている。作者は弁護士さんのようで、主人公の弁護士像がリアル。大変楽しく読み進めている。

---

Twitterである書評家が「

もっとみる

読書ノート(2021/12/06)

ルドガー・ブレグマンさん「Humankind 希望の歴史」(文藝春秋社)が面白い。「人間の本性は善である」というテーマで、逆の「人間の本性は悪である」ことの証明とされた研究や論文の「欺瞞」を暴いていく。

有名なスタンフォード監獄実験や、ミルグラムの電流実験に作為があったことを明らかにする。また、これまた有名なジャレド・ダイヤモンド氏の「文明崩壊」も対象に。モアイ像のある島は環境悪化によって内戦状

もっとみる