見出し画像

何度でも立ち上がれるってメッセージをくれるそんな1冊

思ったとおりに人生を生きていける人間が、
いったいこの世の中にどれくらい存在するのだろう。
そして、なぜ自分はそのごく限られた中のひとりなんだと
信じることができるのだろう。

さいはての彼女  原田マハ

今回出会った素敵な本は、こちら
さいはての彼女 著 原田マハ

4個の短編集から成り立つこの本。
再生をテーマにしたお話になっています。

ここで出会った素敵な言葉を紹介

こんなふうになって、
話を打ち明けられる相手が誰もいない現実に心細くなる。
けれど、恋人も友達も、困ったからといってすぐに作れるものじゃない。
そんなあたりまえのことに、いまさら苦しんだ。

さいはての彼女  原田マハ

ふとした瞬間に、自分の日常や些細なことを話せる人は、
あなたの周りにどれだけいるだろう。
歳を重ねると、そんな些細な事を話せるひとが少なくなる。
環境が変わり、タイミングが合わなくなる。
友達も恋人も、作るのにも、続けるのにも努力がいるのだ。
そんな当たり前の事を、いつも忘れてしまうのだ。

ナギ。そんな「線」は、どこにもない。
もしあるとしたら、それは耳が聞こえる人たちが引いた「線」じゃない。
お前が勝手に引いた「線」なんだ。

さいはての彼女  原田マハ

自分で引いた線なんて気がつけないことが多い。
でも、それを気が付かせてくれる人はとても大切だ。
どんな人でも、可能性は無限大でなんでもできる。
たとえ、なにかに心が折れて立ち止まったって、
何度でも立ち上がれる。
再生できるのだ。

元気をもらいたい人におすすめな本。
読んで、あなたの心に残った素敵な言葉を教えてください。

Written by なおこ
アラフォー女


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?