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人でいるのに疲れたからヤギになる。というイグノーベルの世界観がすごい【毎日読書日記#077】
みなさま本日もおはようございます🌅
満身創痍のあおきです。
あまりにも忙しい。
仕事考えないと。
でも、毎日noteは続けます。
日記
入社してもうすぐで
2年が経ちますが
この1週間は今までで
最も忙しい日々でした。
毎朝5時台には家を出て
帰ってくるのは23時に24時。
ただの仕事だけではなくて
接待などもあって
本当に時間がありませんでした。
・・・という言い訳をするのは
あんまり好きではないので
この土日は自分のために
時間を使いたいと思います。
たまりにたまった本があるので
今日は4冊ぐらい読めたら
いいなって思ってます。
今日紹介しているのが
『人間をお休みしてヤギになってみた結果』
というイグノーウェル賞を受賞した方
が書かれた本です。
突然ですが、イグノーベル賞
ってご存知ですか?
一般的に優秀な研究に与えられるのは
ノーベル賞ですが
イグノーベル賞は面白い研究結果に対して
与えられる賞です。
ノーベル賞のパロディとして1991年に創設された、世界中の独創性に富んださまざまな研究や発明などに対して贈られる賞。イグノーベルIg Nobelという名称は、ノーベル賞と英語の「ignoble(あさましい、不名誉の)」を組み合わせたもの。接頭語としてのigには否定的な意味があり、「裏ノーベル賞」ともいわれる。毎年秋、ノーベル賞の発表と同じころに、ハーバード大学のサンダーズシアターで表彰式が行われる。ユーモアやオリジナリティーに富んだ各賞は、ノーベル賞と同様に、物理学、化学、平和、経済学、医学、文学など、毎年10組前後が選出される。賞金はなく、ユーモラスな賞品が授与される。時に、異例の範疇(はんちゅう)を設けたり、「水爆の父」とされるエドワード・テラーに平和賞を贈るなど、非難めいた強い皮肉を込めて選出するケースもある。「人々を笑わせ、そして次に考えさせる業績」という選考基準を重視しており、それゆえに受賞者の反発を招く場合もあるが、表彰に独特の存在価値をみいだす者が多いことも事実である。
今回の紹介している著者は
人間として生きることに
疲れてしまったので
悩みを感じていなさそうな
ヤギになってみた。
というあまりにもぶっ飛んだ発想から
実際に体や思想、消化器官まで
ヤギになりきってアルプス山脈を
超えるという前人未踏の前代未聞の
研究の一部始終が描かれています。
これを実際にやったことは
もちろんですが
そもそも人間でいることに疲れたから
ヤギになってみるという発想に至る
この想像力の豊かさは
並大抵の人間では
得られるものではありません。
これぐらいの発送力を持った
豊かな人間になっていきたいな
と思いました。
真似はしたくありませんが、、、
今日からさらに冷え込むみたいなので
体調管理には気をつけていきましょう🔥
本日の一冊📚
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「独特すぎるイグノーベル・・・」ㅤ
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ふと、ヤギのようにのんびりと生きたい。
そう感じた著者の、あまりにも変わった研究。
ヤギになってみてわかったこととは・・・?
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本の概要
📖書籍名
人間をお休みしてヤギになってみた結果
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✒著者
トーマス・トウェイツ
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🏢出版社名
新潮社
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🔗リンク
💁こんな方におススメ
・面白い研究を知りたい方
・一度でも人間をやめてみたいと考えた方
・ヤギの生態に興味がある方
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👀この本の見どころ
・嘘みたいな本気の研究とは?
・ヤギになって何がわかったのか?
・そこまでして彼を動かすエネルギーとは?
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📝本の概要
仕事はパッとしないし
彼女に怒られるしで
ダメダメな日々を送る僕。
いっそヤギにでもなって
人間に特有の「悩む」ことから
解放されることは
できないだろうか……
というわけで本気でやってみました。
四足歩行の研究のためにヤギを解剖し
草から栄養をとる装置を開発
医者に止められても脳の刺激実験を繰り返し
その結果ついに・・・
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💭個人的な感想
知人から紹介されて読んでみました。
世の中には、こんなことを考えている方もいると思うと
ほんとにおもしろい世の中だなと
改めて実感します。
特に印象に残っているのは
ヤギに悩みはあるのか?
という論点です。
どんな動物でも突然死のリスクとともに生きていますが
それを心配できるのは人間だけとのことで
動物によって考え方も違う中で
どのようにヤギになるのか、試行錯誤している
著者がひたむきでつい応援してしまいました。
文庫本でありながらも、
フルカラーの写真も多数使われており
どれだけ壮大な実験だったのかがわかる
大変勉強になる一冊でした。
ぜひ一度本書を手に取ってみてください!!!
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