娘にグラスを投げつけ「私の男に色目なんか使うな!」毒親毒祖母②
前回の続きになります。
前回の記事は【コチラ】
【毒家族・毒親育ち体験談】
私の家出騒動から数日後、
母にいつものようにカラオケに
誘われ、カラオケで二人でお酒を飲んで、
いつものように母が悪酔いした時です。
「お前、人の男狙ってんのか?」と、
いきなり母に聞かれ、
人の男って母親の男、、!?
親の男を狙うなんて、そんなこと
思いもしていなかった私は、
「気持ち悪い!自分の親の男なんて狙うかよ!」
と反論しました。
次の瞬間です。
「中学生にもなると色目とか覚えやがって
きもちわりぃんだよ!!」
と、キレた母が、
自分が持っていたお酒のグラスを
私の顔を目掛けて投げてきたのです。
不幸中の幸いと言っていいのか、
私はとっさに頭を横に振って避け、
グラスは私の後ろの壁にぶつかり、
跳ね返って、私の膝に振ってきて
膝に当たった衝動で割れました。
みるみる膝から流血し、
あまりにもショックな出来事に、
痛みは感じなくて、母が私の頭を
目掛けてグラスを投げつけてきたこと、
流血している娘を心配なんてする訳もなく、
座った目でこちらを見て、
何の声もかける事もなく、
満足げにお酒を飲み直す母親の姿に、
心の傷の方があまりにも大きくて、
大人になった今でも、
膝に残る傷跡より、心の傷跡の方が
大きく残っています。
もしあの時、私が避けていなかったら、、?
考えるだけでも恐ろしいです。
さらにその傷は、祖母の行動により、
えぐられたような感覚になります。
ショックを受けた私はカラオケから
飛び出し、ひとまず家まで
血を垂らしながら歩きました。
途中、通りすがりの車の人が
窓を開けて「大丈夫?」と
聞いてきましたが、
その人が私を助けることなんかできないと
分かっていたので、泣きながら何も応答
せずに、家に帰りました。
同じアパートの一階に住む祖母が
私の帰宅に気付き、
「何その血?」と聞いてきて
「お母さんにグラスを投げつけられたの。」
と、答えると、
「とりあえずおじいちゃんの家でも
行っときな!」とタクシーを呼びました。
祖母が心配したのは、私の傷ではなく、
近所に母親の虐待の噂がたつことでした。
流血していた私は、まだ家の中に入って
いなくて、祖母のベランダから説明を
していたので、母の虐待騒動が近所に
回る前に早く、私の存在を隠したいようでした。
「大丈夫?」の一言を期待してしまった私には
更にショックを受ける祖母の行動でした。
続きはまた次回。
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