spiritfarer

spiritfarerというゲームを1年以上かけて恋人とゆっくりプレイしていたけど、ついに昨日エンディングをみることができた。

このゲームはざっくり言うと、動物たちのお願いごとを聞いて、エバードアというお別れの場所に行く手助けをするというゲーム。このエバードアに行くというのは死を受け入れるというのに近く描かれているけど、自分の人生を受け入れていく動物もいれば、受け入れられないように見えるままいく動物もいる。

エバードアに向かう小舟で静かに話しながら、ハグしてさよならするのは、なんとなく温かくていいなあって思う。

死について、今まで、自分でも仕事でもいっぱい考えることはあったけど、結局死ってそんなに怖いものでもないと私は思う。私は苦痛は絶対嫌だけど、苦痛を伴わない穏やかな死なら悪くないなと個人的には思う。

穏やかな死。
私も誰かに三途の川途中までついてきてもらって、ハグされてから死にたいなあ、とか考えた。

でも、穏やかな死を迎えられるのって一握りなんじゃないかなって思ったりもする。病気があれば痛くて苦しい。死にたいほど孤独で自死を選べば、寂しいし、苦しい。どうしたら穏やかな死は迎えられるんだろう。

ブッタは生・老・病・死を人間に定められた四苦と言ってたね。
生きても死んでも苦しいって救いないな。受け入れようとしても苦しいものは苦しいんだよね。でも、ここで思ったのは、孤独は四苦じゃないんだなと思った。こんなに孤独は人を苦しめるのに。

とりあえず今世を頑張るけど、もし来世があったら、みんな笑顔で過ごせて、お金とかなくて平和で、ふわふわとした天国のような場所がいいかもしれない。ご飯の代わりにハグでおなかいっぱいになるような場所もいいかもしれない。


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