自分の人生と同じように相手の人生を大切にする♡
自分にはこれといったスキルもないし、地位もない。
だけど、だれよりも、「みんなに笑顔になってほしい」という気持ちはある。世界のみんなに。きれいごと抜きで、国境なんてなくなればいいのにって思っている。
20歳の時にカンボジアにボランティアに行ったのも、使命感なんてものじゃなくて、自然と引き込まれた感じ。
心の中には、8年前のカンボジアでの1週間の日々が鮮明に残っていて、だからこそ共鳴を受けたのが、「ジャパンハート」の活動。
ジャパンハートとは?
”私たちジャパンハートは、2004年の設立以来、 「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に 国、地域、人種、政治、宗教、境遇を問わず、全てのひとが平等に医療を受けることができ、 “生まれてきてよかった”と思える社会の実現を目指し活動しています。” (ジャパンハートHPより)
ミャンマーで医療支援活動を行うNPOで、今や近隣のカンボジアやラオス、日本の離島や被災地などでも活動を広げている。すべてボランティアによるもの。
まじで過酷な現場なはずなのに、どんどんボランティアの数が増えているのは、世の中でこういう生き方が求められているということ。
吉岡医師の生き方
ジャパンハート紹介VTRで、吉岡医師(代表)がそう言っていたのがとても心に響いている。
1995年、ミャンマーで医療活動を始めた吉岡さん。
ここまでやれる原動力はなんだろう?
それは、ジャパンハートのビジョンに表れていると思う。
すべての人が、生まれてきてよかったと思える世界を実現する。
Build a world where everyone can be grateful for the gift of life.
日本にいると気付かない人のぬくもりや、「当たり前」にできていることも、ミャンマーなどの貧しい場所で得られることも多くある。
実際、私もカンボジアに行った時に感じた心の衝撃は今でも忘れていない。
そこにいるだけで、「生まれてきてよかった」と思えるのは間違いない。
吉岡医師の考え方
HPの中に、ジャパンハートのバリューが3つ掲載されている。
1.自分の人生と同じように、相手の人生を大切にする。
2.社会全体の幸福最大化を常に考え行動する。
3.出会いを最高の価値あるものにする。
これも、ジャパンハート紹介VTRのなかで吉岡氏がご自身の言葉で話されていた。
つまりは、人間同士のふれあいこそが人生で最大の喜びであることだと解釈している。
人生最期のときは、今まで得たものは何も持たずに旅立っていく。その時に残るものは心の中での思い出や感情だけ。自分は、生きていて幸せだったと言える人生だと吉岡氏は自信をもって話していた。
世の中に、そう言える生き方の人がどれだけいるだろう?
「成功」とか「自由」とかを得るためのビジネスをよく見るが、真の意味での「成功」とか「自由」とはなんだろう?
人の数だけ答えは多様だが、わたしは、もう一度カンボジアに戻って恩を返したいと思っている。そう、恩返し。
自分の人生のように、相手のことを大切にする
身近なことから始めよう。
まずは、ジャパンハートに寄付します。(しました)