始めて子どもを呼び止めた話
スポーツの習いごとを運営していると、必ず出てくるのが入会と退会。僕は基本「来るもの拒まず去る者追わず」のスタンツでいます。
退会する理由として、自分が運営するクラブがつまらなかったならば、これまでお月謝をお支払いくださり、ありがとうございました。自分の力不足で魅力的なクラブ運営ができず申し訳ありません。の気持ちなので、そうですか、これからの活躍を応援しています。とお答えしています。
辞めた場合、嫌なクラブに所属するというマイナスから、退会してゼロになるので、プラスに働きますね。
退会する理由が、他に優先順位の高いスポーツを習うから、なのであれば、うちと天秤にかけてそちらを選択し決定したという意思を大事にしたいし、やりたいことをやる方が圧倒的に人生にとって意味があるので、頑張っておいで!いつでも戻っておいで。とお答えしています。
辞めた場合、うちのクラブ<他のクラブなので、プラスに働きますね。
なので、基本的には引き下がりません。が、一度だけ考え直してほしいとお伝えしたことがありました。
それは、「スポーツ自体は面白いしやりたいけど、周りの雰囲気が嫌だからやめる」というものでした。そう言われたとき、何か違和感があったので考え直してほしい、とお伝えしました。
違和感を咀嚼してみたときに、この子どもにとってこの選択がプラスに働くかというと、マイナスの面が多そうに感じたのです。運動の機会が減る、同年代の子どもとの相互作用が減る、この子は、人と合わないから辞める、というのを今後やり続けるのだろうか、などなど。
結局、来なくなっていしまいましたが、今どうしているのだろうと、ふと思うことがあります。
自分のクラブのマネジメントが上手くできなかったが、一番の問題だったのですが、クラブで実施する内容だけじゃなくて、子ども集団のマネジメントを意識する必要があるのだな、という学びを得た経験でした。
あの時より、うまくクラブを運営できているのでしょうか。
それでは
どいちゃん
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