doily

昔のクロッシェレースに夢中です。作られた時代には行けないけれど、そのかわりの「見る」「…

doily

昔のクロッシェレースに夢中です。作られた時代には行けないけれど、そのかわりの「見る」「編む」「読む」。ここは主に「読む」の場所。デジタルアーカイブで見つけた手芸関係の古い資料を中心に「点」を集めて当時の景色に近づきたい twitter doily @nunomaniac

最近の記事

リンクが効かないのは残念。画像をつけるテスト

    • noteのつぶやきはリンクが効くのかテスト twitter.com/nunomaniac

      • 国立アメリカ歴史博物館所蔵の日本製のホニトンレースについて見ていたら、明治時代初期に12年間だけ存在した東京府レース製造教場の生徒につながったという話

        いつものようにネットを散歩していたところ、国立アメリカ歴史博物館(以下博物館)所蔵、明治期の日本製ホニトンレースを見つけた。同じデザイン(シンメトリー)のペナントのペア3組とjabot(襟飾り)1点の計7点。 アメリカ歴史博物館所蔵の日本製ホニトンレース ① Japanese Made Honiton Bobbin Lace Pennant DATE MADE 1890-1905 ID NUMBER TE.E260960B (説明文には1880-1910になっ

        • 昔話と今のこと

          小石川に住んでいた時だから20年くらい前だと思う。読み込むのがのろのろのインターネット、すぐにフリーズするMacでレースのことを検索していた時、昔の新聞記事を写したページを見つけた。おぼろげな記憶を掘り起こすと、その記事には、19世紀のアイルランドで、両親をなくしたあとクロッシェレースでなんとか生計をたてている10代の少女の1日の様子が綴られていた。 こまかい記述もなんとなく覚えているのだけど、ここに書くには記憶が曖昧。でも、朝早い小屋の中の風景、そこで1人寝起きしてレース

        リンクが効かないのは残念。画像をつけるテスト

        • noteのつぶやきはリンクが効くのかテスト twitter.com/nunomaniac

        • 国立アメリカ歴史博物館所蔵の日本製のホニトンレースについて見ていたら、明治時代初期に12年間だけ存在した東京府レース製造教場の生徒につながったという話

        • 昔話と今のこと

          アムステルダム国立美術館所蔵のバッグの作り方を見つけた話 (2)

          今日は、前回のnoteでお知らせした通り、1823年発行のオランダの月刊婦人誌Penélopé からpurse(小さなバッグ)の作り方の部分の英訳を紹介します。 このpurseはアムステルダム国立美術館 (以下ライクス)所蔵、1825年頃制作というpurse と類似点がとても多く、発行年と制作年を考えあわせると、ライクスのpurseを作るにあたって参照された可能性が高いと考えられるもの。 「パイナップル型のバッグ」(なるほど!)という可愛い名前がついた、ちょっと不思議で

          アムステルダム国立美術館所蔵のバッグの作り方を見つけた話 (2)

          アムステルダム国立美術館所蔵のバッグの作り方を見つけた話 (1)

          昔のレース編みについての備忘録として使おうと思って、随分前にnoteのアカウントだけ取っておいたのだけど、以来何年も触らないままだった。それなのに、今になってどうしても1つ目のnoteを書こうと思うほどシェアしたくなったものに出会ってしまったので、なんとか始めてみます。なぜだかレース編みについてではない...。 ことの発端は昔のレース編み作品を探して、いつものように博物館のデジタルアーカイブを散歩していたある日、アムステルダム国立美術館 (Rijks Museum Amst

          アムステルダム国立美術館所蔵のバッグの作り方を見つけた話 (1)