夢日記「夜の公園にて」
昨日は酒とタバコに侵されて具合が悪くなったので珍しく22時前後にベッドに入った。
起きている時の自分は何ら彼のことなんて気にしてもいなかったはずなのに、気付いたら彼と私は夜の公園にいた。公園の雰囲気は、今考えてみると明らかに私がハマっている戦国時代のゲームに影響されているような世界観だった。
特に会話もしていなかった気がする。だけど私を見る目は、夢の中の彼の方が数倍優しくて、安心感があった。
2人で彼の家に帰った。暗い部屋。私はシャワーを浴びながら、念には念をと、死ぬほど体を洗っていた。だけどお風呂上がりにふと、脱衣所の隅を見たら無造作に梱包が剥がされた生理用品が忘れられたかように転がっていて、やっぱり私だけじゃないのね。って変に納得して、彼のいる部屋に戻っていった。
その頃にはもう彼の姿は見えているようで見えなくなっていて、夜中の12時、まるで丸一日寝たかのようにスッキリと目が覚めた。
ふと携帯が鳴り、電話に出てみると昔のセフレからだった。
「久しぶり。今飲んでないの」
「寝てたよ、全然時間合わないね」
ほんの数秒前まで寝ていたとは思えないくらいはっきりと答えた。一方で、ほんの数秒前まで寝ていたのにここまではっきり答えられていることに相手は違和感を覚えないのだろうかとも思ってみたり。
私は彼からのセックスがしたい口実を明るく受け流し、布団にくるまった。こんなに頭が冴えていて二度寝ができるのだろうかと少し不安になったが、結局アラームが鳴り続けているにも関わらず、朝はやっぱり起きられなかった。
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