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お弁当を配ったら、ビールをもらった。

今日は、社会実験として取り組みはじめた「まちなか社食」の第1回目でした。

「まちなか社食」はもともと、横浜のコワーキングスペースmass × massの森川さんたちがはじめられた取り組みで、県内でも沼津信用金庫さんが沼津やられていたりして、「それいいね!」とパクらせてもらったプロジェクトですw

焼津ではじめた「まちなか社食」の取り組みを簡単に説明すると、コロナで大変な市内の飲食店をいくつかピックアップし、みんなで注文を取りまとめ、一箇所(今回は「みんなの図書館さんかく」)に取りきてもらう、というものです。

最初は、自分がFacebookに思いつきを投稿したところからはじまり、それを見てくださっていた、焼津のIT会社サンロフトの松田社長と意気投合し、私たちトリナスとの共同プロジェクトではじめることになったのでした。

松田社長は「さんかく」の一箱本棚オーナーでもあるので、よくコミュニケーションを取っていて、「一緒になにかできたらいいね」と話していたのが、こんな形で協働することになって嬉しいです!(松田さん、本当にありがとうございます!)

そこから、まずはお知り合いからということで、土筆旅館さん、SASAYAさん、まぐろ茶屋さんの3社に協力いただき、テイクアウトメニューをご提供いただきました(声をかけられなかったお店の皆さん、すみません(泣))

さらにトリナスの副代表には、「焼津エール飯」を立ち上げた愛さんもいるので、もちろん会議に入ってもらって、持続可能な方法をいろいろと議論してきました。

一番心配なのが、お金のトラブル。

金額が合わないと困るので、完全に事前オンライン決済の仕組みを採用し、ITに強いサンロフトさんがHPやシステムづくりに取り組んでくれました。(担当のフォンさんに感謝です)

そして、一緒にプロジェクトに取り組むなかで、共有したのは「完全ボランティアでやろう!」ということです。

各店舗からマージンをもらってもいいけど、そんな小金稼ぎをしても仕方ない。ここは思い切って完全ボランティアだ!そして、このプロジェクトを通じて、きっとなにかに繋がるだろう!と取り組んでいます。

そして、ドキドキの注文〆切時間。ありがたいことに89件の注文がありました!(50件くらいかな?と思っていたので、ありがたい数でした。)

会社、家族でまとめて注文してくださった方、個人でランチ注文してくださった方、いろんな利用がありました。

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お弁当配りには、「さんかく」の一箱本棚オーナーで、焼津市の地域おこし協力隊のぎんちゃんも手伝ってくれて、こんな感じのブースが完成。(お弁当配りの拠点にもなってしまう、みんなの図書館w)

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12時を過ぎると、ぞくぞくとお弁当を取りに来る方が来て、ちょっとバタバタした時間もあったけど、概ねスムーズに受け渡しができました。(ちなみにこの写真でお弁当を受け取っているのは、「さんかく」で毎週金曜日にお店番をしている雄一さんw)

ボランティアって思うと、なんか気持ちが良くない気がするけど、「お弁当屋さんごっこ」と思うとめちゃ楽しい。ぎんちゃんと一緒に「あれ、これめちゃ楽しくない?」と話しながら、お弁当を配りをしました。

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そして、家族分を注文してくださっていたお知り合いのKさんが「持ってきたよー!」と言うので、なにかと思ったら手元にビールが!!!

「ええー、ほんとにいいんですか!?!?」

と言いながらも、ありがたくもらっちゃいました(笑)(それも6缶セットw)

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自分だけで飲むのがちょっと申し訳なくて、その場にいた何人かにお渡し。

早速帰宅後に乾杯しました!

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このビールは自分で買う100倍くらい美味しい味でした!そして、焼津なのでやっぱりサッポロです!(焼津市にはサッポロビールの工場があります)

皆さん注文して僕らのプロジェクトに参加してもらっているのに、こうして贈り物をいただく。なんとも不思議だけど、とっても嬉しい気持ちで1日を過ごすことができました。

「焼津まちなか社食」はまだまだ完璧な形ではないので、これから参加者の皆さんのアンケートや運営側のふりかえりを経て、さらに進化させていきます。

商店街との調整や飲食店の選定、オンライン決済ができない人への対応などなど、既に改善点は多々ありますが、とりあえず一回やってみてよかった!そう思えるプロジェクトです。

ボランティアだけど、なんだかとっても嬉しいし、楽しく参加できる。
これって継続の秘訣なんじゃないかと思うんです。

「ほんとかよ?」って思ったあなた、今度は一緒にお弁当を配りましょう。きっとわかります。

今回、協力くださったすべての皆さんに感謝です!ありがとうございました!

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