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うめ部短信


 今年の梅ジュース、できましてございます。
 真ん中です。パープルクイーンという小梅さん。
 向かって左の量の多いのが、昨年度の年越し品。一年経つと色が褪せますのね。

 六月の湿度と温度が高すぎて、発酵してしまったというお声をちらほら拝見しました。ちょっとこの暑さは何でしょう。うめ部への挑戦状でしょうか。
 わたくしお酢を混ぜて漬けております。発酵予防できると聞きました。出来上がったジュース、お酢が入っているって言われてもわからないです。


 うめ 500g (冷凍しておく)
 米酢 100cc (1割程度で良いはずなので50ccでもいけると思います)
 氷砂糖 450g


 面倒くさがりなもので、熱湯消毒していません。
 漬けるための広口びんも、保存用のびんも、洗剤で洗ったら、アルコール消毒します。あの万能のパストリーゼで。
 これこれ。

 一時期どこを探してもありませんでしたね。やっと見つけても、お値段は0が一個多くてたまげたくんでした。

 そのあと、少量のお酢でゆすぎます。
 全部入れて蓋をしめてキッチンで常温。とはいえお犬がお留守番しているから、エアコンはついていますね。
 完成して、保存用のびんに移すまで蓋を開けません。絶対開けない。
 保存用びんに移したら冷蔵庫行きです。

 向かって右は、紫蘇ジュースです。これもまた美しくて、うっとりいたします。
 さっぱりするので、こっちの方が消費量が多いかも。


 うめジュースも、紫蘇ジュースも、保存用びんに入れる際にしたりとかします。じょうごとか、ざるとか、父が押さえていてくれてずいぶん助かった。今年は一人でやらねばならぬ。お犬さまにお願いしても、「あたくしがいただくわけではありませんので、やりません」とお断りされて。
 ガラガラガッシャーン。
 ああいう時って恐竜みたいな声が出るの。
 乙女の悲鳴とかじゃないの。

 何とか無事に終了して、この短信を書いております。
 おともは、昨年ものの梅ジュース最後の一杯であります。いや、そもそも、二人で飲むからと思って1kg漬けたけんね。それを夏の途中で逝ってしまって、あたいは一人で飲む羽目になって。だけん、ようやっと、今日で最後の一杯が片づいたわけよ。
 じょうごだってざるだって、そりゃあさ、お父さんが越して来るまでは全部一人でやっちょったけん。また、そうなっただけのことだけん。

 泣いてるわけじゃない、さっき目薬入れたばっかりだけん。



お気持ちありがとうございます。お犬に無添加のオヤツを買ってやります。