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オーディブルを2ヶ月聴き続けた感想

先ほど、kindleオーディブルを解約した。いやはや、濃密な2ヶ月だった。 幾つかの観点から振り…

残留思念
1か月前
13

オーディブル記録20-21 流し聞き2冊

『アイネクライネナハトムジーク』伊坂幸太郎による連作短編集 相変わらずよく構成されていて…

残留思念
1か月前
5

オーディブル記録18-19 今井むつみ本を2冊

ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか『熟達論』を読んだ(聴いた)と…

残留思念
1か月前
2

オーディブル記録17『成瀬は信じた道をいく』

『成瀬は天下を取りにいく』の続編。成瀬の大学受験から、大学1年の冬までを描く、連作短編集…

残留思念
1か月前

オーディブル記録16『熟達論』

「走る哲学者」こと為末大による著作。集大成的な一冊らしい。 先んじてポッドキャスト『超相…

残留思念
1か月前
1

オーディブル記録15『逆ソクラテス』

伊坂幸太郎に初挑戦。かなり良かった。 小学生を主人公とした5つの短編が収録されており、や…

残留思念
1か月前
4

オーディブル記録14『嫌いなら呼ぶなよ』

自己啓発本によりすぎていたので小説。綿矢りさに初挑戦。 4本の短編が収録されており、楽しかった。 眼帯のミニーマウスフリフリのファッションにこだわり、整形も繰り返す女性が主人公。現代では整形もかなり身近になっているらしく、主人公の思考回路にはむしろサバサバしたものを感じる。むしろ彼女に遠慮なく好奇の目線を浴びせる同僚たちのほうがいやらしい存在に見えてくる。オチも爽快。 神田夕ブレイクしきれない中堅?のYouTuberにハマり、応援のつもりで粘着する女性の話。こういう人、本

オーディブル記録13『精神科医が教える幸せの授業』&『精神科医が見つけた3つの幸福…

著者は精神科医の樺沢紫苑。精力的に執筆や配信などの活動もしている人のようで、オーディブル…

残留思念
1か月前
16

オーディブル記録12『イシューより始めよ』

著者の安宅和人氏は 東大院→マッキンゼー→イエール大学博士課程→マッキンゼー→ヤフー とい…

残留思念
1か月前
3

読書記録『親子で哲学対話 10分からはじめる「本質を考える」レッスン』

オーディブルで『水中の哲学者たち』を聴き終わってすぐに、amazonで以前に予約していた本書が…

残留思念
2か月前
12

オーディブル記録11『水中の哲学者たち』

著者は若手哲学者の永井玲衣。哲学対話の運営にも携わっている。そんな彼女のエッセイ。 哲学…

残留思念
2か月前
7

オーディブル記録⑨『目的への抵抗』

コロナ禍で課せられた移動制限。それに対して「緊急事態であることを理由に人々の自由を奪うよ…

残留思念
2か月前
5

オーディブル記録⑧『ケーキの切れない非行少年たち』

少年院で過ごす子供たちの実態や更生プログラムについて考えさせられる本。タイトルの付け方も…

残留思念
2か月前
3

オーディブル記録⑦『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』

著者は尾原和啓。同著者の『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』を読んでいたこともあり、オーディブルのラインナップで見つけて聞いてみた。 「今どきの若者はすぐに会社をやめてしまう。無気力で困ったものだ」 そう思えるかもしれないが、そこには時代背景が関わっている。昔は物が無かった。仕事に励むことは、モノが充実していくこと、日本が発展していくこと、自分の地位が上がっていくことに直結していた。だけど今の若者はモノがあふれているところから始まっている。だから飢えていない「